【3分経済】金利がなぜ重要か説明できますか?_学生・社会人にオススメ_日本のニュースがわかるようになる
今更聞けない金融の基礎知識
学校・大学・会社で,お金や金融経済を学んだ方がいいって言われる.
だけど,
正直めんどくさいし,やる気を出してネット記事を読んでみた物の用語が難しいし,
解説記事って難しい文章ばっかりでわかりづらいって,感じた人が多いんじゃないでしょうか?
私もそう思います.
そんなみなさんのために,わかりやすくポイントだけを抑えた記事を配信していきます.
私の意見としては,お金や経済の話が分かると世の中の出来事やテクノロジー,ニュースが深く理解できて何十倍も面白くなるし,自分の将来のスキル,キャリアにもつながり,お金持ちにもなれるので,「お金,経済」のことを学ぶのをオススメします.
今更聞けない金利
実は,金利は金融経済のニュースでは非常に重要な指標です. というのも,アメリカの投資家が特に参考にしている BloombergやWSJなどのメディアで,頻繁にアメリカの金利について取り上げています. 2017年の一時期は,毎日金利に関しての議論がされていたほどです.
ただ,なぜ金利がそこまで重要なのか,イメージできますか? ちょっと難しいのではないかと思います. 日常で関わりが少ない分,イメージが付きづらいのですが,今回の動画でしっかり抑えていただけたらと思います.
金利:貸したお金,預けたお金に対して,追加で支払う金額の割合
例えば,友達に100円を貸して,数日後に友達が110円で返してくれた場合,金利10%です.
金利が関わってくる例
- 身近なのは銀行に預金した時に付く,預金金利
- 車や家を買う時の住宅ローン金利
- 日本銀行が他の銀行にお金を貸す場合
- 銀行が企業にお金を貸す場合
- 国債などがあります (国債に関しては別の記事で解説します.)
金利がなぜ重要かというと,日銀は金利によってインフレ,デフレを調節しているからです. インフレ,デフレに関しては,別の記事で解説をしていますので是非ご参考ください.
具体例
銀行からの利子がほとんどない場合,企業はたくさんお金を借りて投資をします. そうすると市場にお金がたくさん流通するので, お金の価値が相対的に下がります(インフレ). 多少のインフレは好景気になりますが, 極端になるとハイパーインフレになりかねないので, タイミングをみて金利を上昇させます.
すると今度は企業はお金を借りなくなるので,
お金の流通量がへり,
お金の価値が相対的に上がります(デフレ).
この状況が進むと,不景気になりかねないので,金利を下げるということをします.
極端なインフレやデフレは経済にものすごく悪いということを別の記事で解説しましたが, 極端な状態にならないように経済の状態をコントロールしているのが金利です.
アメリカの金利
世界の経済をコントロールしているとも言えるので,世界中が注目しています.
一時期,アメリカが金利を上げるというニュースを耳にしたことはないでしょうか?
金利を上げる事は,景気が上がってきて将来も上がるという自信がないと出来ない事なのです.
今後,日本で金利が上がるニュースがあれば,将来的に景気が良くなるという予測もできます.
ぜひ覚えておきましょう.
マイナス金利って聞いたことないですか?
2016年から日本でも導入されたため,名前だけは知っているのではないでしょうか? 日本が長い間デフレにあったため,日銀と他の銀行間での金利を下げて, なんとかしてお金の流通量を増やして景気にしようと取り組んでました. ところが,金利がほぼ0%, つまり借りても利子がつかないゼロ金利政策を実行しても, 経済が良くならなかったため,日銀はマイナス金利を導入しました.
これにより,日銀に他の銀行がお金を預けていると, 他の銀行が利子をもらえていたのに,マイナス金利の場合だと, 日銀に預けている手数料を払う必要があります.
具体例
みなさんが銀行にお金を預けていて,お金が減っていたらどうですか?
絶対ATMからお金を出しますよね.
日銀もそれを狙って,預けるのではなくてドンドン投資して使って欲しい,結果景気が良くなって欲しいと思い,マイナス金利を導入しているのです.
現在,マイナス金利は,日銀と他の銀行に限っての導入ですが,それでもデフレの状況にある場合は,銀行と個人の間にもマイナス金利が導入される可能性があります.その場合は,お金の流通量が増えて景気になるかもと淡い期待を持ちつつ,ATMからお金を全額引き出しましょうか笑
終わりに
今回の記事で,
金利,マイナス金利に関して,ポイントは理解できたのではないかと思います.
金利のニュースは,経済の状態を測る一番良い指標ですので,ぜひチェックしておきましょう,
・基本的な知識から丁寧に知りたい方 ・高校生,大学生,就活生 ・主婦の方 ・時間のない銀行員の方,金融関係の方
そんな皆さんに,見たらスグ使える 「新しいお金に関する知識,金融経済,便利なサービスなど」をお伝えいたします.
お楽しみに!!
参考リンク
お礼
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