中田敦彦さんの【年金問題】前編,後編を要約しました.
中田敦彦さんの【年金問題】前編,後編を要約しました.
中田敦彦さんの動画が面白くて,いつも見ています. 難しい話をわかりやすく,そして楽しく笑いを盛り込んでいる話にいつも惹かれて見ています.ただ,動画の時間が比較的長いため,あの話なんだっけなって見直す時に,b 最近すごく苦労していませんか? そこで,中田敦彦さんの話を約3分に要約し,よりわかりやすくなるよう補足情報を盛り込み,まとめた動画を作りました.
今回は,以下の動画をまとめました.
【年金問題】前編,後編
今回はその解説記事です.
⑴「老後2000万円不足する」
最近,金融庁が提出した報告書で,「老後2000万円不足する」という内容が話題になりました.
まずこの2000万円不足という数値はどこから来たのかというと,
- 老後夫婦(無職世帯,65才以上)の毎月の平均支出が約26万円,
- 受け取る年金と収入は約21万円,すると毎月約5万円の赤字です.
- これが30年間続くと,だいたい2000万円不足するというかなりアバウトな数値です.
なぜ,このような報告書を金融庁が出したかというと,
中高年層に「投資の必要性」を訴えて,銀行証券業の活性化を促したかったという意図があります.
しかし,若い世代の不安を刺激しデモ活動まで発展してしまい,投資の活性化はあまり進みませんでした.
(2) 年金が不足すると言われ始めたのは,何故でしょうか?
それは,テクノロジーと医療の進歩により,日本人の寿命が伸びたからです.
- 例:2007年生まれの半分は,107才まで生きると予測されています.
そのため,今までのように60才まで働いて,後は年金で食いつないで80才ぐらいで亡くなるというライフプランが成り立たなくなりました.
(3) そもそも年金とはどのような物でしょうか?
そして意外と知られていないのが,
- 年金は「長生きしてしまうリスク」に対する「保険」であり,積立貯蓄とは違う物です.
- 現在65才からの受給と言われているが,実は早めて60才からもら得るという事です.
- 遅くもらったほうが,多く年金がもらえる可能性がある
つまり,長く働いて貯金や投資した資産で長く生きて,最後にセーフティーネットとして,遅らせていた年金をもらって亡くなるようなライフプランを立てないといけない時代になってきたという事です.
このような背景があり,年金だけに頼らないように,投資や資産形成を勧めたかった金融庁ですが,説明不足のため炎上してしまいました.
何故,金融庁が詳細な説明をできないかというと,第一次安倍政権では,「消えた年金問題」で炎上したことにより,政権が傾いたトラウマから説明するのを恐れていると考えられています.
今回のまとめ解説記事は以上になります.投資や資産形成に興味を持った方は,チャンネル登録といいねボタンをよろしくお願いします.
今回の解説記事は以上になります.それでは良い一日を!!
参考リンク先
【参考文献】