【本の要約・感想】書く技術・伝える技術_9割の人はビジネス・ライティングできていない
最終更新日:2021年07月15日
あ、ど〜も! ゴルトン社長です!
今日は「書く技術・伝える技術」の要約の記事です!
論理的な文章を書きたい人には、ダントツでオススメできる本です!!!
著者は論理的な文章をしっかりと学んでいる方です。
そのため、非常に読みやすい上に綺麗にまとまっており、何をするかが明確であるため短時間でたくさんのことを学ぶことができます!
ビジネスマン、ブロガー、ライターの皆さんには「絶対に」読んでほしい本です!!
0:本の概要
著者:倉島保美(くらしま・やすみ)
1961年東京生まれ。85年東京大学工学部卒業。同年NEC入社。92年よりライティングの指導を開始。
03年NECエレクトロニクスを退職。現在、有限会社ロジカルスキル研究所代表取締役。
英語、日本語のライティング、プレゼンテーション、ディベート、論理的思考法についての指導を
企業や自治体、大学などで年間150回以上行っている。
著書に『論理が伝わる 世界標準の「書く技術」』や『論理が伝わる 世界標準の「プレゼン術」』(ともに講談社)などがある。
〈本書の特徴〉
「読み手に負担をかけないビジネス文章」を書けるようになるために、次の特徴を有しています。
● 文章やパラグラフの構成に焦点を当てている
● なぜそう書くのかという理屈を丁寧に説明している
● 書き手が考慮すべきポイントを7つに絞っている
● 多くの例文と演習問題を掲載している
● 本書の説明そのものが、7つのポイントを守っている
本書は 基礎編、理論編、実践編の3編で構成されています。
- ASIN : B07VDTBQ9T
- 出版社 : あさ出版 (2019/7/19)
- 発売日 : 2019/7/19
1:文章では書き出しに力を入れよ!
文章の冒頭に重要な情報をまとめて書くには、次の5つに注意します。
②具体的に書く
③簡潔に書く
④結論と内容を一致させる
⑤パッと見て概略がつかめるなら総論は書かない
読み手は最後まで読んでくれるとは限らないからです。
文章の最後まで読み続けるのは、読み手の一部にすぎません!
しかし、読み手は絶対に最初の部分は読みます。
文章にとって、最後のまとめは念押しにすぎません。
2: 超重要:書き手の注意点!!!
書き手は冒頭に総論がある必要性を感じないので、注意が必要です!!!
なぜわかりにくくないかといえば、書き手だけはすでにその情報を活性化しているからです。
また、書き手はプロセスを説明したいので、冒頭に総論の必要性を感じません!
なぜなら、自分が最も時間を使ったのは、結論を得るためのプロセスのほうだからです。
徹夜で準備したデータはスルーされ、結論だけで議論されたら、「あの準備は何だったのか」となりかねません。
さらに、説明する側は、結論を最後に回したほうが説明しやすいので、総論の必要性を感じません!
なぜなら、結論は業務の中では最後に出てくるからです。
例えば、マーケット動向を調査した結果から企画を立てます。あるいは、実験をした結果から最適手法を導き出します。
説明する側は、やったことをやった順に説明するのが説明しやすいのです!
3:文章が正しく書けているかどうかを判断する簡単な方法!
各論のパラグラフの先頭文だけで、意味が通るかをチェックすることです!!
聞き手は「まず結論を知りたい」のです。
まわりくどい説明を聞いている暇はありません。
先頭分だけで意味が通るか確認しましょう。
また、文章全体を正しく書く良い方法は以下です!
2.文章全体の構成をパラグラフ単位で検討する
3.パラレリズムできるパラグラフがないか検討する
4.各パラグラフの要約文を作成する
5.各パラグラフを要約文に基づいて展開する
6.総論を見直す
7.情報が既知から未知へと流れているか確認する
8.パラレリズムが守られているか確認する
9.ひとつの文でひとつのポイントだけを述べているか確認する
10.無駄なく簡潔な表現になっているか確認する
11.時間をあけて見直しする
4:スピーチは、最後のまとめに力を入れる!
スピーチは、全部を聞くのが前提なので、最初に述べたことより、最後に述べたことのほうが、記憶に残りやすいからです!
もちろん、重要な順も使えます。どのような順に述べるかは、聴衆や内容によって変えられるのです。
最後に
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