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【本の要約・感想】習慣が10割_続けられない人は読まないと損!!

最終更新日:2021年08月16日

習慣が10割

習慣が10割

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あ、ど〜も! ゴルトン社長です!

今日は「習慣が10割」の要約の記事です!

「人に能力の差はなし。 あるのは習慣の差だけである。習慣には、とてつもない力がある」

というのが、この著者の主張です。

 

最初私が「習慣が10割」を読んだ時は「本当に、習慣の差だけなの?」と疑問に思いました。

 

もちろん、遺伝・才能・環境などによって能力に差はあると思います。

しかし、日本一、世界一を目指すとかではなければ、これらはあまり関係ありません。

 

習慣でどうにでもなるのです。


才能のある人でも、3年間習慣として続けている人に勝てることは、ほとんどありません。

もちろん、才能がある人が勝てることもありますが、大半は長く続けている人が勝ちます。

 

例えば、スポーツで、運動神経はなさそうだけど経験値が高くて頻繁に活躍している人とかいませんか? 長老で強いタイプです。

それと同じことが日々の生活でも言えます!!

 

今の自分を作っているのは、過去の習慣の積み重ねに他なりません。

習慣こそが全てなのです。

 

仕事や勉強、家庭や人間関係まで、あらゆる場面で、習慣はあなたの強い味方になってくれます。 

 

『習慣』は人生を通して役立つ『最強のスキル』なのです。

 

その最強スキル「習慣」を手に入れるため、

この記事では「習慣が10割」の要点を解説していきます。

 

0:過去の記憶が感情を決め、感情が行動を決め、行動の積み重ねが習慣になる

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自分では意識せず何気なくやってしまうことを「習慣」と呼びます。

 

「今日は歯磨きをしなくては」と意識しなくても、気づいたら歯を磨いている。 

この状態が習慣です。

そして、「『毎日同じことをする』と決めてやり続けることには、もしかしたらとてつもない力があるんじゃないか」と感じたのです。

 

では、続く習慣と続かない習慣の違いはどこにあるのか。 

それは、「脳が楽しいと感じるか、感じないか」です。

 

では、どうすれば楽しいと感じるのでしょうか?

1:習慣を作るたった一つの方法

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その答えは、「理想の自分」のイメージを描くことです。

 

習慣形成の法則は、次の方程式で表すことができます。

 「習慣 =思いの深さ ×繰り返し反復」

 

習慣を作るには、1つのことを意識的に反復しなくてはいけません。

しかし、その前提に「自分はこうなりたい」という思いがなければ、頑張って反復を続けることは難しくなります。



実は人生を変えるのは一発逆転の出来事ではなく、日常のささいな習慣の積み重ねです。

 

それがあなたの本性となり、あなたという人間そのものを変えてくれます。

「何を続けるか」より、「自分で決めた約束を守ることができた」という実績を作ること

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また何を続けるかは関係ありません。

自分で決めたことをやることが、圧倒的に大切です。

 

例えば、ダイエットをイメージしてください。

「毎日5km走る」
「炭水化物を絶対に食べない」
「お酒を飲まない」 

など大きな目標を掲げたくなりますよね?

 

大きな目標を掲げると、挫折しやすくなります。

そして、一回挫折すると続けたくなくなります。

 

これが習慣を作る上で、やってはいけないことです。



重要なのは、「何を続けるか」より、「自分で決めた約束を守ることができた」という実績を作ることです。

「毎日体重計に乗る」
「5分多めに歩いてみる」
「ストレッチをする」

など軽い目標を毎日続ける方が、成功率は高まります。

 

「何か1つでも続けられた」という記憶が増えると、別のことをやろうとした時も「自分はできる!」とワクワクしたり、楽しんだりできるようになります。

小さな習慣」は、続ける以前に「まずやってみること

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そもそも「小さな習慣」は、続ける以前に「まずやってみること」に価値があります。

 

習慣を始める時、絶対にやってはいけないことがあります。

それは「完璧」を目指すこと。

 

そんな時は「1行でも OK」「1回でも OK」と考えることで、「自分は続けられた」という自己肯定感が生まれます。

2:目の前の安楽に流されず、充実した人生を送ろうと意識することで、人間は誰でも、何歳からでも成長することができます。

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安楽の欲求とは、「ラクして生きたい」と求める心です。

・食欲

・睡眠欲

・性欲

・物欲

・支配欲

・私利私欲 など

  

 充実の欲求とは、「充実して生きたい」と求める心です。

・自己実現欲
・自己成長欲
・価値創造欲
・社会調和欲 など

 

 習慣を作ろうとする時、この2つの欲求がぶつかり合います。

 

 

「人生をより良くするための習慣を身につけたい」と充実の欲求を追い求める自分がいます。

その一方で、「そんな努力は面倒くさいからやめておこう」と安楽の欲求を追い求める自分がいるわけです。 

 

そこで安楽の欲求が勝ってしまうと、習慣は続きません。

 

 

では、どうすれば安楽の欲求に勝てるのでしょうか?

その答えは、最初に紹介した「理想の自分」のイメージを描くことです。

 

 

安楽の欲求は短期的な欲求です。

理想の自分をイメージしないと短期的な欲求に負けてしまします。

 

充実の欲求は長期的な欲求のため「将来どういう自分でありたいか?」をイメージできなければ、必ず安楽欲求に負けます。

とにかく、理想の自分・将来の自分を詳細にイメージしましょう。

安楽追求型の人・充実追求型の人の違い

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安楽追求型の人・充実追求型の人の違いを知っておくことで、短期的な欲求に負けづらくなります。

 

自分が安楽追求型に当てはまってそうなら、理想の自分を描き直しましょう。

または、目標を小さくして続けやすくするのも良いです。

 

安楽追求型の人の思考パターンは、次のようなものが代表的です。

・面倒なことは避けたい

・自分に責任が回ってくるのが怖い

・新しいことにチャレンジしたくない 

 

その結果、次のような行動パターンが習慣化します。

・他人に責任を転嫁する

・指示がなければ行動しない

・トラブルの処理が遅れ、仕事の改善・向上が遅れる 

 

安楽を求める人は、他者に期待する〈依存型〉の姿勢で生きていることがわかります。

 

「自分でやらなくても誰かがやってくれる」

「できなかったら他人のせい」

と考えて、自分で考えて行動しようとはしません。



一方、充実追求型の人の思考パターンは、このようなものです。

・ビジョンを達成するためなら、面倒なことでもやりたい

・責任ある仕事がしたい

・新しいことにチャレンジしたい 

 

その結果、次のような行動パターンが習慣化します。

・自分が責任を取る

・指示がなくても自分で考えて行動する

・トラブルの処理が早く、仕事がどんどん改善

・向上する 

充実追求型の人は、自分に期待する〈自立型〉の姿勢で生きているということです。

 

〈自立〉とは、どのような環境や条件のもとでも、自分の能力と可能性を最大限に発揮して、道を切り拓いていこうとする姿勢です。

他者に依存する生き方とは、まさに正反対です。

 

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良い習慣を身につけ、成長していけるのは、どちらのタイプでしょうか?

もちろん、充実追求型です。 

 

目の前の安楽に流されず、充実した人生を送ろうと意識することで、人間は誰でも、何歳からでも成長することができます。

3:成功分岐点の瞬間までは、自分の成長を実感できない時期が続くのは忘れずに!!

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ただし、絶対覚えておいて欲しいことがあります。


「成功分岐点の瞬間までは、自分の成長を実感できない時期が続く」ということです。

 

 

毎日継続して積み重ねても、実力が毎日伸びていくわけではありません。

ある日を境に急激に成長します。

そこまで続けなければなりません。

 

しかし成長を実感できない日々がずっと続くと、どうしても不安になりマイナスの感情になってしまいます。

 

人間の脳はマイナスの感情ほど記憶しやすい、という性質があります。

よって扁桃核が「快・不快」を判断する時も、マイナスの記憶ばかり検索してしまいます。

 

なので習慣を続けるためには、マイナスのことを忘れてなるべくプラスに目を向ける必要があります。

プラスに目を向ける方法

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体でプラスを表現しましょう!

人間は、入力より出力を信じます。

 

例えば、何かを続けているときに「自分でできるのかなと不安になる」と思います。

その時に、とりあえず「大丈夫!自分ならできる」と口に出して、体でガッツポーズをとりましょう。

 

自分の頭でマイナスのことが浮かんでも、体がプラスの行動をしていれば、自然とプラスの方向に傾いていきます。

極端に落ち込んだりせず、楽しいことに目を向けて継続するようにしましょう。

 

 

もし、どうしても落ち込みそうになった時は、友人と楽しいことをして気分をプラスに持っていきましょう。

自分のプラスの出力に対して、プラスの出力で返してくれる人と付き合うことをオススメします。

 

もう1つ、「未来のワクワク」を強化する方法を教えましょう。

それは、夢を肯定的に語り合える友人を持つことです。

 

自分が未来の夢を語った時に、「素晴らしいね!」「君ならできるよ」という肯定的な言葉を返してくれる友人がいれば、脳はプラスに強化されます。 

 

プラスの出力をする人は、周囲の人たちにプラスの入力をすることになるので、その人がいる場所はいつも明るく前向きな空気になります。

 

そうやってプラスの感情が沸き起こると、人間の脳は「できる」と思ったことは全部できるようになっています。

「人に能力の差はなし。 あるのは、習慣の差」だけです。 

 最後に

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最後までご覧いただき、本当にありがとうございます!!


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