「ゴルトン社長」のはじめの一歩

すげーブログ

世の中のすげーを伝える!

【3分経済】amazonの個人情報流出問題をご存知でしょうか? _学生・社会人にオススメ_日本のニュースがわかるようになる

今更聞けない金融の基礎知識

f:id:BlueThree:20191014120214p:plain
アマゾン

先日ニュースになったamazon個人情報流出問題をご存知でしょうか?

報道内容

Amazonのサイトやアプリから「注文履歴」を見た際、
自分以外のユーザーの注文履歴や氏名・住所などが表示される不具合が発生したとのことです.

通常、こうした情報流出が発生した場合、
運営側はなるべく速やかに

  • 「被害の拡大を防ぐ」
  • 「ユーザーに向け、不具合の詳細や規模を明らかにする」
  • 「謝罪、再発防止などの事後対応を行う」 ――というのが一般的な対応です。

Amazon側:
「本事象は完全に解消しており、 同様の事象が再発しないよう防止策をすでに講じています」 とのこと

メディアやユーザーへの個別の問い合わせには返信しているものの、
サイトや一斉メールなどでの告知はいまだ行っておらず
不具合の詳細はもちろん、情報流出があったことさえ十分に周知されていないというのが現状です。
また、流出があったユーザーへの謝罪や対応があったかどうかも不透明です。
過去のさまざまな個人情報情報流出案件と比較しても、かなりずさんな対応であったことがうかがえます.

いわゆるアマゾンは殿様商売

アマゾン全体の売り上げに対して,日本の売り上げは約5%であるため,
最悪無くなったも良いという判断をされているのかもしれません.
どうせ便利だから使うでしょって思われているのかもしれません.
確かにそうです.使います(汗)

このようにアマゾンのようなプラットフォーマーは,一度確固たる地位を気づいてしますと,
なかなかひっくり返せないため,一極集中した会社では今回のようなトラブルが発生します.

例えば,意外と知られてない事例を2つ紹介します.

1)アマゾンの価格は人によって違う!?

アマゾンは宅配の会社のイメージが強いと思いますが,
それを支えているAWS(アマゾン ウェブ サービス)によるデータ分析が途轍もないんです

AWSは世界でほぼ勝てないほどの圧倒的データ量を誇り,
ビックデータの王様と言っても過言ではありません

このAWS
人が過去,いつ,どのような商品を調べ,どれくらいの時間をかけ,購入したかをデータにして, 全て分析されています.

そのため,その人が絶対買いそうな物は価格をあげておき,
もしくは下げておく,いつもなら買いそうなのに買わなかった場合は,
他のEC (日本なら楽天)などの価格と比較して少し割安にするなど価格調整が入っています

購入するときに,他より少し安いな,買っちゃおって思うことありませんか?
分析されているかもしれません!!

また同じ商品でもアマゾンが取り扱っているか,
他の業者が扱っているかで価格が違っています.
アマゾンが有利なように価格が調整されています.
もちろん他の業者から不満があり,トラブルになっています.

2)Amazon は商品をコピーしている!?

Amazonベストセラー,Amazon choiceの違いを知っていますか?

  • アマゾンベストセラー
    特定のカテゴリの中で特定の期間での売れ筋で1位を獲得した商品
    (時間の経過と共にベストセラーのラベルが外される事もある。)

  • Amazon’s Choice
    ユーザーが購入済みの商品で、すぐに発送ができ、評価が高く、求めやすい価格の商品

ただ,アマゾンチョイスはアルゴリズムによって貼られるため,
評価が高いと貼られやすくなります.
そのため,人にお金を払って高レビューになっている場合があるので,
コメントなどをみて判断するのが安全かと思います
アマゾンの怖いところは,ここからです.
アマゾンのベストセラー,Amazon choiceになった商品などを, アマゾンが商品をコピーして少しだけ変えて,販売するんです.すごくないですか.
もちろんアメリカで裁判になりました.結果どちらだと思いますか?
アマゾンの無罪です.少しだけ変わってる部分でコピー品だと認められなかったんです.
他にもアマゾン倉庫の管理法など話は尽きないですが,
もし解説の希望があれば別の記事で解説いたします.

まとめる

アマゾンのように一極集中した企業だと,
トラブルに対応しなくてもプラットフォーマーなので利用してもらえるし,
利用してもらっても有利に商売できるし,
他者が売り上げてきたらコピーして潰せるしで,むちゃくちゃ強いんです!
勝ち目なさそうですよね.私も最初はそう思ってました.

ただ,アマゾンなどのプラットフォーマー
GAFAを打ち破る存在として期待されているのが「ブロックチェーン
次回の動画で,ブロックチェーンについて解説していきます!

参考リンク先

www.youtube.com