「ゴルトン社長」のはじめの一歩

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【社会人必見!】知らないとヤバイ!「IoTの超入門」だけ押さえよう!

最終更新日:2020年11月10日 f:id:BlueThree:20201109004627p:plain:w600

新しいことが大好き「ゴルトン社長」です。

「IoT」という単語を聞いたことがあるけど、詳しく知らない人が多いと思います。
しかし、IoTを知らないと今後すごく損します。


「ビジネスチャンスを逃す」
「社会人として話についていけない・ヤバイ」
「便利なサービスに気づかないでお金を無駄に使ってしまう」


今後ほったらかしておくと、このような状況になる可能性が高いです。


なぜならば、IoTは2020年代に急成長する分野だからです。


実際に、身近で急成長してるサービスや、企業や自治体で一大プロジェクトとして取り組んでいたりと、事例がどんどん増えてきています。


最近はコロナの影響もあり、IoTを利用したサービス事例が急激に増えてきており、今後2~3年でIoT業界が加速します。

そんなにホットな分野なの知らなかった。今からでも大丈夫かな?不安・・・・・


IoTをまだ知らなくても、まだ、大丈夫です。間に合います。
私の周りもIoTに関して、全然知らない人が多いです。

他の同期や上司が知らないうちに、差をつけてしまいましょう。

 

私が徹底的に調査して、基礎・基本をまとめて「超入門」しましたので、この記事を読めばバッチリです!


1. そもそもIoTって何?

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⚫︎ 「Internet of Things」の略で「モノのインターネット」などと訳されます。

⚫︎ 従来インターネットに接続されていなかった様々なモノが接続されることにより、相互に情報交換できる仕組みの事を指します。

⚫︎ モノが「インターネット」に繋がることにより、今までにない高い価値やサービスが生み出せるのです!


【IoT分野は伸びている】
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国内IoT市場は24年に12兆6000億円超に、IDC Japanが予測 - DIGITAL X(デジタルクロス)

⚫︎ 24年まで毎年10%以上成長する注目分野

⚫︎ 「インダストリー4.0」(第四次産業革命)の核となるのがIoT分野です。

⚫︎ 5Gとの相乗効果が見込まれる成長分野

 

2. IoTで何ができるの?

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簡単にいうと「インターネットに繋がる」ので、今までになかった「新しいこと」ができます。

細かい説明は後ほどしますので、具体例を見てなんとなく雰囲気を掴んでみましょう!  

代表的なIoTの具体例

家の中だと、皆さんこのような家電を持っていませんか?


(A) スマートスピーカー (アレクサ など)
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www.goruton.com


(B) ロボット掃除機 (ルンバなど)
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www.goruton.com


(C) スマートウォッチ (アップルウォッチなど)
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www.goruton.com

外だと、このような物を見かけたことがないですか?


(D) 自動販売機 (Coke ON)

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Coke ON(コーク オン)- おトクで楽しいコカ・コーラ公式アプリ


(E) スマートゴミ箱 (BigBelly Solar)
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日本と世界のIoT活用事例39選~スマート家電から産業事例まで~ | XERA

つまり、IoTは「遠隔操作」「データ分析」「ネットの利用」が得意

IoTは簡単に言うと「情報の送信・受信」が得意です。


それをもっと具体的にすると、こんな感じです。


⚫︎ 遠隔操作:ネット経由でいつでも情報の送信・受信ができる

⚫︎ データ分析:情報を分析して、新しい情報・サービスを提供できる

⚫︎ ネットの利用:今までより手軽にネットの情報を利用できる


今までのは、ほんの1例ですが主な特徴はこの3つです。

2. なんでIoTが急成長し始めたの?

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主な理由は「スマホの普及」です。

理由①:データ取得に不可欠なセンサーが安くなったから

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IoTには、センサーが必須です。


数十年前は、センサーが大きくコストも高かったです。

しかし、iPhoneを筆頭にしたスマホが普及したことにより、センサーのコストが大幅に安くなりました。

昔の回転寿司は、手で枚数を数えていましたが、今は機械で読み込んでいますよね。

これも技術がなかったのではなく、手で数えた方がコストが安いから導入されていなかっただけなのです。

理由②:誰もがネットに繋ぐようになったから

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スマホの普及によって、みんなが家でも外でもネットに繋がるようになりました。

昔は工場にセンサーを仕込んで、そのデータを分析したりするぐらいしか、活躍の幅がありませんでした。

しかし、ユーザーが外でもネットに繋がる事で、IoTの活躍の幅が企業だけでなく家庭でも増えています。

IoT分野の将来は明るい?

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IoT分野は、今後の成長分野なので明るいです。

理由①:IoT家電は「便利」「時短」「楽」なので人気急上昇!

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先ほど挙げた事例のように、IoT家電は人気です。


IoT家電は、外から遠隔操作できるし、データも色々取れるので便利なんですよね。

詳しい家電の説明は、以下の記事にまとめています!

www.goruton.com

理由②:物だけ・ITだけでは限界に来ている。新しいサービスが必要。

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実は「ものづくり」「IT」はだんだんと暗くなってきています。

理由は「だいたいやり尽くした!」からです。

ものづくりはわかるけど、ITもやりつくしてるの?

IT単体はだいたいやりつくしています。


プログラマーやIT人材は、今後も必要とされていますが、IT分野としては伸び代はあまりありません。

⚫︎ SNS
⚫︎ ソシャゲ
⚫︎ 写真加工アプリ
⚫︎ 企業のサービスアプリ
⚫︎ 電子書籍

IT単体で、これらは急成長していました。
しかし、現在はほぼやりつくしています。
理由③:IoT × 5G

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IoTは、5Gと相性抜群です。

最近、スマホでも5G搭載の機種が出て、話題になっていましたね!

スマホで5Gでネット通信が早くなるのも嬉しいですが、IoTの方でも効果抜群です。

ちなみにですが、よくある間違いを紹介しますね。

5Gになって動画が早く読み込めるようにはなりますが、良くてWi-fiレベルです。
想像を超える爆速にはなりません。


中国は5Gをすでに沢山の人が利用できるほど進んでいますが、理論上言われてた100倍の速度には全然至っていません。

実際の5G読み込み速度は約20倍ぐらいです。

過剰な期待はしない方が良さそうです。

3. 知っておきたい知識

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IoTの知識は正直幅広いので、結構しんどいです。


【ハード】
⚫︎ 製品
⚫︎ センサ
⚫︎ ゲートウェイ
⚫︎ PC、スマホ


【ソフト】
⚫︎ プログラミング
⚫︎ ネット通信
⚫︎ クラウド
⚫︎ アプリ

ざっくり分けても8分野もあるので、全部覚えるのは相当難しいです。
法律やデータ分析手法なども入れたら、もっと増えていきます。


なので「必要な時に、必要な分だけ調べる」事が大切です。

ただ、IoTで絶対に知っておくべき知識を3つ用意しましたので、この3つは覚えておきましょう。
 

① IoTの仕組み・システム!

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まず、「IoTのシステム構成」が一番重要です。


これがわからないと確実に話についていけません。
「家庭でのIoTシステム」で要点を抑えましょう。

細かい用語の説明は次の章で説明するので、要点だけ抑えてください。



先ほど、IoTは「遠隔操作」「データ分析」「ネットの利用」が得意と説明しました。
その総監督をやっているのが「クラウド」です。



スマホは、4G回線で直接「クラウド」とデータのやりとりをする事ができます。
しかし、IoT家電で4G回線を導入するとコストが大幅に上がります


なので、クラウドとIoT家電を仲介する「中継機」が必要になってきます。

【中継機】
⚫︎ ONU

⚫︎ ルーター

⚫︎ ゲートウェイ

「ルーター」がいろんな家電の情報を取りまとめて、「ONU」に教えます。

そこから、ONUが「クラウド」とやりとりします。
なので、IoT家電は「ルーター」に情報を届けようとします。


ルーターは基本Wi-fi通信をするので、IoT家電がWi-fi通信ができるのであれば、ルーターに直接データを飛ばせば問題ありません。


しかし、「Bluetooth」「ZigBee」など通信しかできない物は、通訳である「ゲートウェイ」が必要です。

ゲートウェイがあることで、IoT家電の情報をルーターに届ける事ができます。

② 用語集!

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ネット関係の用語
【クラウド】
⚫︎ インターネット経由でコンピューティング、データベース、ストレージ、アプリケーションをはじめとした、さまざまな IT リソースをオンデマンドで利用することができるサービスの総称

⚫︎ ざっくりとしたイメージとしては「どこかにある大量の賢いPC」をだと思って下さい。

有名な例
Amazonが提供している:AWS
Googleが提供している:GCP



【ONU】
⚫︎ 日本語に訳すと「光回線終端装置」

⚫︎ 光ファイバーサービス (FTTH)を利用したインターネット接続で使われる機器のこと

⚫︎ 「光信号」で送られてきたネット情報を、PCが認識できるように「デジタル信号」に変換する役割を持っています

⚫︎ 「光信号」と「デジタル信号」の翻訳者とも言えます。

⚫︎ ONUは1台としか通信できない



【ルーター】
⚫︎ ONUに情報を送る取りまとめ役

⚫︎ ONUは1台としか通信できないが、ルーターは多数と通信可能

⚫︎ PC、ゲーム機、スマホ、IoT家電などの情報をまとめて、ONUに伝える役割

⚫︎ 通信規格は基本「Wi-fi」



【ゲートウェイ】
⚫︎「Wi-fi」を使えないIoT家電とルーターの仲介役

⚫︎ 機械同士の通訳と考えてください。(日本語 (Bluetooth)を英語(Wi-fi)に)

⚫︎ Wi-fiでなくても、2つの言語の翻訳が可能 (Bluetooth と赤外線など)
通信規格の用語
【Wi-fi】
⚫︎「IEEE802.11ac」に準拠している

⚫︎ ルーターに接続する事で、ネットのサービスを快適に利用できる

⚫︎ 遠くまで届くが消費電力が多い


【Bluetooth】
⚫︎ 狭い範囲に少量のデータを送るのが得意

⚫︎ リアルタイムに情報を送るのが得意

⚫︎ 消費電力が少ない

⚫︎ 接続台数が7台まで


【ZigBee】
⚫︎ 狭い範囲に少量のデータを送るのが得意

⚫︎ リアルタイムに情報を送るのは不得意

⚫︎ 消費電力が少ない

⚫︎ 接続台数が最大65,536台まで

これらをまとめて「無線LAN」と呼んでいます。
他にもありますが、この3つが主流です。

③ IoTの危険性:セキュリティ問題

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一番の問題は「セキュリティ」です。


IoT機器の管理は難しく、外部からハッキングされたりウイルスを仕込まれて正しい情報処理ができない恐れがあります。

理由①:数・種類が多いので対策が大変

搭載する物やセンサーの種類は沢山あります。
その一つ一つが「十分にセキュリティ対策できているか」を考える必要があります。


理由②:セキュリティ対策の後付けが難しい

PCなどと異なり、それぞれのIoT機器に後付けでセキュリティ対策を後付けすることはできません。

機器自体ではなく、その管理しているネット環境で状況を監視する必要があります。

理由③:製品のライフサイクルが長く、放置される

PCやスマホなどは2~4年のライフサイクルですが、家電や工場の機械などは10年以上の比較的長いライフサイクルです。

そのため、脆弱性がわかっていてもメーカーの保守期間が終わっている場合、そのまま放置されてリスクになります。

セキュリティの問題が解決しても課題はまだまだある。

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セキュリティが上手に対策されて、サービスが運用できているとしても、まだまだ課題があります。

課題①:データの所有権 (プライバシー)が明確でない

課題②:法整備が追いついていない

課題③:責任区分が明確でない

課題①:データの所有権 (プライバシー)が明確でない

例えば、アップルウォッチでは、心拍数や運動量などを測定しクラウドにデータを保管しています。

⚫︎ このデータをアップルは閲覧していいのでしょうか?分析して良いのでしょうか?

⚫︎ アップルがこれを外部の医療機関に提出するのは良いのでしょうか?

⚫︎ 外部の医療機関が、分析企業に依頼しても良いのでしょうか?

心拍数などなら良いかもしれませんが、もっとプライベートな身体情報や活動履歴などだった場合、どうでしょうか?

課題②:法整備が追いついていない

慶應大学の研究で「名古屋のタクシーにセンサーをつけて、雨の観察を実施する」と言うものがありました。

実験は無事成功しています。


しかし、法律では「天気に関する情報は気象庁しか扱ってはならない」となっています。


全国の車にセンサーをつけたら、今まで以上に正確なデータを取得できるのは明らかです。

しかし、現状の法整備は進んでおらず、誰でも開発できるような環境にはなっていません。


課題③:責任区分が明確でない


自動運転で事故が起きた場合「誰の責任」になるのでしょうか?

  • ユーザー
  • 車メーカー
  • IoTなどのソフトメーカー
  • 部品メーカー


法律との兼ね合いもあるので、解決にもっとも時間がかかる見込みです。

4.その他の知識は?

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「必要な時に、必要な分だけ調べる」

これができるように、私の方で記事をまとめています。

まとめ

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⚫︎ モノが「インターネット」に繋がることにより、今までにない高い価値やサービスが生み出せる

⚫︎ IoTは「遠隔操作」「データ分析」「ネットの利用」が得意

⚫︎ IoTの危険性:セキュリティ問題。それ以外にも課題はまだある。



IoTの基礎知識 | ものづくり&まちづくり BtoB情報サイト「Tech Note」

最後に

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