【本の要約・感想】雑談の一流、二流、三流「会話の主導は相手」
最終更新日:2021年06月14日
「ゴルトン社長」です。今日は「雑談の一流、二流、三流」の要約の記事です。
この本は「雑談での心構え・テクニック」をまとめたものとなります。
・雑談の一流がやる話し方:良い例
雑談の悪い例、良い例を比較しながら、解説してくれるので非常にわかりやすいです。
この記事では、私が「特に参考になった”心構え”を3つ、”テクニック”を3つ」をまとめました。
1:会話の主導は相手
一流の人の会話をひも解くと、必ず会話の主題が相手にあることに気づきます。
話題の矢印を必ず相手に向けて、相手が話しやすいテーマを設定しています。
この本で一番参考になった心構えは「会話の主導は相手」です。
以前、紹介した下記の本にもありましたが、雑談は「オチや笑いを無理に作る必要はない」ということです。
雑談が続けば、相手との関係を良好にしてくれます。
その際に、相手がたくさん話せた方が、相手は喜んでくれます。
とはいえ、相手にずっと話させると本当に聞いているか相手が不安になります。
なので、自分も適宜質問をして会話を広げことが大事です。
例えばこんな感じです。
「今日は暑いですね。今日は30℃を超えるそうですよ。夏バテとか平気ですか?」
「今日は本当に暑いですね。ちょっとクーラー効きすぎですかね? 大丈夫ですか?」
「今日は暑さがすごいですね。しかし〇〇さんって夏男って感じですよね。夏はお好きですか?」
主導権の割合としては「相手:7、自分:3」ぐらいの割合が良いです。
質問して話を広げるようにしましょう。
2:安心が第一
雑談は話の内容に合理性があることよりも、話しやすい空気があるか、心地よく広がっていくかの方が重要です。
そこが生命線と言っても過言ではありません。
反応することなく、無理に合わせることなく、相手に興味を持って質問することが心地よい空間を作るのです
ビジネストークは、合理性があることが重視されます。
しかし、雑談は「相手と良好な関係を作る入り口」であるため、合理性は必要ありません。
会話が楽しく続けば良いのです。
・反論しない
・無理に合わせない
・相手に興味を持って質問をする
たった、これだけで良いのです。テキトーで良いのです。
安心して話せる空間が重要です。
3:話す内容ではなく、話し方を整える
店員さんは、お客さんが入ってくるなり、「またお越しいただけたのですね。とってもうれしいです!」という気持ちを、言葉を使わずに表情だけで表すのです。
しかも、お客さんが入ってきて目が合ったその一瞬で。
人の印象は、「見た目が5割、話し方が4割、話す内容が1割」という研究結果があります。
なので、話す内容もよりも、実は「話し方」の方が重要です。
具体例
・アイコンタクトを取る
・体を相手に向ける
・適宜頷く
・表情豊かに話す
・自信を持った態度で話す
相手と会話する際は、話し方・態度は整えるようにしましょう。
4:雑談のテクニック集
◆ 質問をして先手を取る。
質問された人は必ず答える。
このシンプルな法則を一流は徹底しているのです。
質問されたら人は必ず答えます。
なので、自分から質問するだけで雑談が成立します。
ただやってはいけないのは、
「週末どうだった?」
のように、抽象的な質問です。
絶対やめましょう。
抽象的な質問は、相手にとっては何を答えて良いかわからず、答えづらいです
なので、例えば「今週末どこか出かけたりするの?」というように具体的に答えが返ってきそうな質問をします。
◆ 挨拶の仕方
挨拶の次に空白のボックスが二つあり、必ず二つ埋めないといけないというように考えてみましょう。
挨拶+①□+②□
例えばですが、以下の2つを比較してみてください。
⚫︎「こんにちは、①今日も週末も天気が良かったですね。②週末はどこか出かけました?」
いきなり質問するより、挨拶と質問の間(①)にクッション的なコメントを入れると自然に聞こえます。
◆ 誰もが絶対に興味があるネタで話を広げる
それは人間が毎日する5つのことです。
1:食べること
2:動くこと
3:働くこと
4:お金を使うこと
5:寝ること
話の話題に困ったら、これらのキーワードをベースに質問するのが良いです。
誰もが興味あるネタで話を広げておけば、他の人も入ってきやすいからです。
最後に
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