【本の要約・感想】「ついやってしまう」体験のつくりかた_企画職で読んでないならヤバい
最終更新日:2021年07月11日
あ、ど〜も! ゴルトン社長です!
今日は「「ついやってしまう」体験のつくりかた」の要約の記事です!
皆さんは、「スーパーマリオ」「ドラクエ」などをやったことはありますか?
「はい」と答えた人に質問です。
・「ぱふぱふ」がなぜ唐突に出てくるのか?
このようなことを、考えたことはありますか?
実は、「クリボー」「ぱふぱふ」などの仕掛けは、ユーザに「ついゲームを続けてしまう体験を作るため」に、登場しているのです!!!
テキトーに登場しているのではないのです。
この本の著者は、元・任天堂でWiiを企画開発を担当した「玉樹真一郎さん」です。
この本は、玉樹さんが任天堂で学んだ「ついやってしまう体験」をデザインする手法を詳細に教えてくれます!!
企画担当者であれば、読み込んでしっかり学んでおきたい一冊になっています。
体験デザインの手法は、まとめると以下のようになっています。
2:驚きのデザイン 「誤解→試行→驚愕」
3:物語のデザイン 「翻弄→成長→意志」
各デザインの要点を解説していきます。
1:直感のデザイン 「仮設→試行→歓喜」
直感のデザインは、体験デザインにおけるもっとも基本となる体験です。
お仕着せの体験を自発的な体験へと変え、ユーザみずからが直感的に行動・学習することを助け、ひいては「ついやってしまう」体験をデザインするための手法です。
人々に共通する脳や心の性質や記憶を利用し、シンプルで簡単な体験をデザインすることで、ユーザ全員に仮説を抱かせ、試行させ、仮説が正しかったことをユーザ自身に気づかせ歓喜させます。
直感的にわかるものは、面白いのです。
私たちの脳は、常に「 ○ ○するのかな?」という次の行動について仮説をつくりたがっています。
仮説を立てて、それを試行してみて、当たっていたら歓喜します。
具体例としてスーパーマリオを見てみましょう。
マリオは左にいて、背景は山で塞がれています。
右には草原が広がっており、右に行けそうです。
なので、ユーザーは操作方法を知らなくても「右に行けるのかな」と仮説を立てます。
そして右に行ったら、クリボーが出てくるので、自分の仮説はあっていたと歓喜します。
また、クリボーはジャンプで踏み潰すことができるので、その仮説を立てて実際にクリボーを倒すとまた歓喜します。
このように、ゲームのユーザーに「仮説→試行→歓喜」を繰り返すゲーム設計になっています。
ゲームはおもしろいから遊ぶのではありません。
「つい思いついちゃった、ついやっちゃった」から遊ぶんです。
デザイナーを待ち受ける最大の罠
ユーザのことを考えずに
「一般的にこういうものが良いはずだ」
「常識的にこれが正しいはずだ」など
と「良さ・正しさ」を振りかざすデザイン……
これが、デザイナーに待ち受けている罠です。
たとえどんな名作ゲームでも、実際に体験してみるまで、ユーザはおもしろさを感じることはできません。
おもしろいと感じてもらうためには、遊びかたが「わかる」までユーザを導くことが絶対条件です。
要は、「わかる」は「良さ・正しさ」よりも大切なんです。
人の行動を変えているのは、シンプルで簡単であるかどうかです。
2:驚きのデザイン 「誤解→試行→驚愕」
一方で、直感の体験には問題もあります。連続するとユーザに疲れや飽きをもたらし、体験自体を止めさせてしまうのです。
そこで、「つい夢中になってしまう」体験をデザインするために必要となるのが、驚きのデザインです。
「こうなるはずだ」という前提への思い込みと「平穏な日常が続くはずだ」という日常への思い込みを利用し、ユーザの予想を覆すことで驚かせます。
これらふたつの体験デザインを組み合わせることで、直感的かつ飽きることのない長時間の体験を構成できます。
「疲れと飽き」は、直感のデザインが抱える致命的な欠点です。
予想が当たり続けてしまう体験は、脳にとって「もう十分未来を予想できるから、学習も必要ないな」というシグナルにもなってしまいます。
そこで有効なのが、前提への思い込みを覆すのは止めて、日常への思い込みを破る「タブーのモチーフ」だけで驚かせるというアプローチです。
1前提への思い込み → 「このゲームは ○ ○だ」
2日常への思い込み → 「タブーは現れないはずだ」
1誤解 自発的に「 ○ ○するのかな?」という誤った仮説を立てる。
※ただし、プレイヤーは仮説が合っていると思い込んでいる。
2試行 自発的に「 ○ ○してみよう……」と試しに行動を起こす。
※ただし、プレイヤーは試行が合っていると思い込んでいる。
3驚愕 自発的に「 ○ ○はまちがいだった!」と驚く。
※ここではじめてプレイヤーは仮説・試行が誤りと気づく。
ドラクエなら「ぱふぱふ」です。
実は「ぱふぱふ」は、ゲーム序盤に出てこなくゲーム中盤ぐらいで出るようになっています。
このように直感のデザインで飽きてきたタイミングで、予想を裏切るような体験を入れるという仕組みになっています。
また、ドラクエなら「カジノ」も予想を外す体験のひとつです。
真面目にモンスターと戦ったり、村人の依頼を達成していて飽きてきた。
そのタイミングでカジノを入れることで、今までとは違う体験を入れることで秋をなくすのです。
3:物語のデザイン 「翻弄→成長→意志」
しかし、その体験に意義がなければ、ユーザの心は動きません。そこで必要となるのが物語のデザインです。
状況を理解しようとするユーザを翻弄し、成長させ、みずからの意志を持つまで導く物語によって、体験に意義を与えます。
そもそも、ゲームやる意味がなければユーザーは心が動きません。
確かに、直感なデザインや驚きのデザインによって、ゲームをついついやってしまうデザインはできます。
しかし、何時間も何十時間もゲームやったのに意味がなかったとなれば、二度と次のゲームはやらなくなります。
なので、ゲームやる意味を作るのが「物語のデザイン」です。
物語のデザインによって、ユーザーに様々な状況を与えて、時には伏線をはって、ユーザーがゲームの状況を懸命に理解しようとします。
それにより、物語の主人公と同様にユーザーも成長していきます。
そして、物語を理解したプレイヤーが選んだ選択によって、ゲームのストーリーを分岐させ、ユーザーが選んだ結末が訪れます。
その結末を見て、旅に出る(ゲームをプレイする)前と後で大きく成長することを見せることで、ユーザーは「ゲームをする意味があった」と感じるようになります。
物語のデザインがうまくできているとユーザーの記憶に強く残ります。
記憶に残ると、ユーザーは友達に語るので、周りの人にも面白さが伝わっていきます。
最後に
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【本の要約・感想】書く技術・伝える技術_9割の人はビジネス・ライティングできていない
最終更新日:2021年07月15日
あ、ど〜も! ゴルトン社長です!
今日は「書く技術・伝える技術」の要約の記事です!
論理的な文章を書きたい人には、ダントツでオススメできる本です!!!
著者は論理的な文章をしっかりと学んでいる方です。
そのため、非常に読みやすい上に綺麗にまとまっており、何をするかが明確であるため短時間でたくさんのことを学ぶことができます!
ビジネスマン、ブロガー、ライターの皆さんには「絶対に」読んでほしい本です!!
0:本の概要
著者:倉島保美(くらしま・やすみ)
1961年東京生まれ。85年東京大学工学部卒業。同年NEC入社。92年よりライティングの指導を開始。
03年NECエレクトロニクスを退職。現在、有限会社ロジカルスキル研究所代表取締役。
英語、日本語のライティング、プレゼンテーション、ディベート、論理的思考法についての指導を
企業や自治体、大学などで年間150回以上行っている。
著書に『論理が伝わる 世界標準の「書く技術」』や『論理が伝わる 世界標準の「プレゼン術」』(ともに講談社)などがある。
〈本書の特徴〉
「読み手に負担をかけないビジネス文章」を書けるようになるために、次の特徴を有しています。
● 文章やパラグラフの構成に焦点を当てている
● なぜそう書くのかという理屈を丁寧に説明している
● 書き手が考慮すべきポイントを7つに絞っている
● 多くの例文と演習問題を掲載している
● 本書の説明そのものが、7つのポイントを守っている
本書は 基礎編、理論編、実践編の3編で構成されています。
- ASIN : B07VDTBQ9T
- 出版社 : あさ出版 (2019/7/19)
- 発売日 : 2019/7/19
1:文章では書き出しに力を入れよ!
文章の冒頭に重要な情報をまとめて書くには、次の5つに注意します。
②具体的に書く
③簡潔に書く
④結論と内容を一致させる
⑤パッと見て概略がつかめるなら総論は書かない
読み手は最後まで読んでくれるとは限らないからです。
文章の最後まで読み続けるのは、読み手の一部にすぎません!
しかし、読み手は絶対に最初の部分は読みます。
文章にとって、最後のまとめは念押しにすぎません。
2: 超重要:書き手の注意点!!!
書き手は冒頭に総論がある必要性を感じないので、注意が必要です!!!
なぜわかりにくくないかといえば、書き手だけはすでにその情報を活性化しているからです。
また、書き手はプロセスを説明したいので、冒頭に総論の必要性を感じません!
なぜなら、自分が最も時間を使ったのは、結論を得るためのプロセスのほうだからです。
徹夜で準備したデータはスルーされ、結論だけで議論されたら、「あの準備は何だったのか」となりかねません。
さらに、説明する側は、結論を最後に回したほうが説明しやすいので、総論の必要性を感じません!
なぜなら、結論は業務の中では最後に出てくるからです。
例えば、マーケット動向を調査した結果から企画を立てます。あるいは、実験をした結果から最適手法を導き出します。
説明する側は、やったことをやった順に説明するのが説明しやすいのです!
3:文章が正しく書けているかどうかを判断する簡単な方法!
各論のパラグラフの先頭文だけで、意味が通るかをチェックすることです!!
聞き手は「まず結論を知りたい」のです。
まわりくどい説明を聞いている暇はありません。
先頭分だけで意味が通るか確認しましょう。
また、文章全体を正しく書く良い方法は以下です!
2.文章全体の構成をパラグラフ単位で検討する
3.パラレリズムできるパラグラフがないか検討する
4.各パラグラフの要約文を作成する
5.各パラグラフを要約文に基づいて展開する
6.総論を見直す
7.情報が既知から未知へと流れているか確認する
8.パラレリズムが守られているか確認する
9.ひとつの文でひとつのポイントだけを述べているか確認する
10.無駄なく簡潔な表現になっているか確認する
11.時間をあけて見直しする
4:スピーチは、最後のまとめに力を入れる!
スピーチは、全部を聞くのが前提なので、最初に述べたことより、最後に述べたことのほうが、記憶に残りやすいからです!
もちろん、重要な順も使えます。どのような順に述べるかは、聴衆や内容によって変えられるのです。
最後に
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【本の要約・感想】時間術大全_知らないと時間にいつまでも追われる
最終更新日:2021年07月14日
あ、ど〜も! ゴルトン社長です!
今日は「時間術大全ーー人生が本当に変わる「87の時間ワザ」」の要約の記事です!
皆さん、日々時間に追われていませんか?
自分の時間がなくて、なんとか時間を作るために生産性を高めていませんか?
私も生産性を高めるために、パソコンのスキルや仕事術の本を読んで、何とか時間を作り出していました。
それでも、自分の時間を作るのはなかなか出来ませんでした・・・
生産性を高めることは、悪いことではありません。
しかし、自分の時間を作るためには、生産性を高めることよりも大事なことがあります!
それは「優先度を決めて順番に取り組み、取り組めなかったことはやらない」ことです!!!
私が、この本を読んで実践した結果、自分の時間をたっぷりと摂ることができるなりました。
時間に追われてる人で、この本を読んでいないなら、相当もったいないです!
今日はこの本で、私が特に見返しているページを中心に要点をまとめました。
- 1: 1日の初めに優先度の高い目標を 1つ決めると、魔法が起きる
- 2:主導権を取り戻すには、テクノロジーとの付き合い方を自分で変えるしかない。
- 3:ニュースはそもそも見る必要がない
- 4:じつは、完璧の追求も「注意をそらすもの」の 1つだ。
- 最後に
1: 1日の初めに優先度の高い目標を 1つ決めると、魔法が起きる
生産性を高めたからといって、いちばん大事な仕事をしていることにはならない。
たんに他人の優先事項にすばやく対応しているだけなのだと。
優先度の高い目標を1つ決めて、それをまず取り組むとたっぷりと時間を取ることができます!!
優先度の高い項目を後回しにすると、 余計なことに時間が取られ結局優先度の高いものに時間が使えなくなります。
余計なことはいくらでも入ってきますし、 他人の依頼はたくさんあります。
それを優先せずに、まず自分にとって優先度の高いことから始めましょう。
もし、優先度の高い目標が1つ終わったなら、その時点で次に優先度が高い目標に取り組めば良いです!!
2:主導権を取り戻すには、テクノロジーとの付き合い方を自分で変えるしかない。
だが、アップルやグーグルが iPhoneやアンドロイドをどう改良しようとも、注意をめぐる競争が終わることはない。
企業や政府当局が僕らに“集中”を返してくれるまで待ってはいられない。
テクノロジーとの関わり方を考えないで、ただ使っていると時間はどんどん奪われていきます!!
確かに、テクノロジーが進化して生産性が爆発的に上がりました!
しかし、自分の自由な時間というものはドンドン失われています・・・
YouTube や SNS はユーザーをどれだけ惹きつけられるか日々考えています。
時間制限は設けるなり、スマホを開かない時間を決めるなりして、ついついスマホをやめましょう!
3:ニュースはそもそも見る必要がない
そもそもニュース速報という考え自体が、「世界中で起こっていることをいますぐ知るべき」という、強力な神話のうえに成り立っている。
毎日ニュースを見る必要はありません!
ニュースを見るとどうでもいいことに時間を取られてしまいます。
また、 嫌なニュースを見ると気分が落ち込んでしまいメンタル的にも良くありません。
ニュースを見ても何も得をしないのです!
ニュースを見ないと世間の話についていけないじゃないか?
という意見があると思います。
しかし、ニュースを知らなくても困りません。
私の場合は、週に1回 「Google ニュース」のヘッドラインだけ流し見します。
それでも困りません!
ニュースは受動的に取るのではなく能動的に摂るようにしましょう!
ところで、1週間のニュースで覚えているものは何個ありますか?
覚えていて2〜3個程度だと思います。たくさんの時間を費やしていても、その中で1割程度しか覚えていないです。
受動的に得た情報は、記憶に残らないのです。
それでも、重要なニュースは周りから自然と入ってきます。
なんとなく気になるニュースが自分の耳に入ってきたら、その時自分から調べに行けばいいのです!!
4:じつは、完璧の追求も「注意をそらすもの」の 1つだ。
そもそも完璧なんてものは存在しない。
完璧を追求しても、本当に優先すべきものへの集中を妨げる“キラキラしたもの”がまた 1つ増えるだけだ。
完璧に物事を仕上げるのはやめましょう!
そもそも完璧なんてないのです。
物事を0点から80点にするのは簡単です。
しかし、80点から100点に仕上げるのは、とてつもない時間がかかります。
なので、物事を80点まで仕上げたら、そこで終わりにして次に進むのがいいでしょう!!
最後に
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【本の要約・感想】夢をかなえるゾウ_理由をつけて行動しない人は絶対成功しない
最終更新日:2021年07月20日
あ、ど〜も! ゴルトン社長です!
今日は「夢をかなえるゾウ」の要約の記事です!
この本は
・変わるためにはどうすればいいんだろう
・このまま平凡に終わるなんてイヤだ
と考えている人に、ぜひ読んでほしい本です!!!
この本は、主人公が関西弁のゾウ「ガネーシャ」に出会い、成功するために様々な行動して主人公が変わっていく「物語形式」の自己啓発本です。
学べる内容は約30個あり、一見ボリュームが多そうです。
しかし、主人公とガネーシャの会話の中で、具体的に説明されているので、非常にわかりやすい上に読みやすいです!
自己啓発本を初めて読むなら、この本を強くオススメします!!!
今日はこの本で、私が特に見返しているページを中心に要点をまとめました。
0:本の概要
<著者について>
愛知県生まれ。
慶應義塾大学経済学部卒。
著書に『夢をかなえるゾウ』シリーズ、『人生はニャンとかなる! 』シリーズほか、『運命の恋をかなえるスタンダール』『顔ニモマケズ』『サラリーマン大喜利』『神様に一番近い動物』『たった一通の手紙が、人生を変える』『雨の日も、晴れ男』『四つ話のクローバー』『ウケる技術』など。
また、鉄拳との共著『それでも僕は夢を見る』『あなたの物語』『もしも悩みがなかったら』、恋愛体育教師・水野愛也として『LOVE理論』『スパルタ婚活塾』、映像作品ではDVD『温厚な上司の怒らせ方』の企画・脚本、映画『イン・ザ・ヒーロー』の脚本を手掛けるなど活動は多岐にわたる。
<本の情報>
- ASIN : B091PWJ82D
- 出版社 : 文響社 (2021/4/8)
- 発売日:2021/4/8
1:靴をみがく
「成功するような自分に変わりたいと思とって、でも今までずっと変われへんかったっちゅうことは、それはつまり、『自分の考え方にしがみついとる』ちゅうことやんか」
「今まで、自分なりに考えて生きてきて、それで結果出せへんから、こういう状況になってるんとちゃうの?」
「ほなら逆に聞きたいんやけど、自分のやり方であかんのやったら、人の言うこと素直に聞いて実行する以外に、何か方法あんの?」
成功「しない」ための、1番重要な要素は『人の言うことを聞かない』ことです!
人の言うことを全く聞けない人は、成功しません。
一見成功に関係ないことに見えても「とりあえずやってみる」ことが、成功の秘訣です!
例えば「靴を磨く」という行為は、成功には直接関係なさそうです。
しかし、成功したいのであれば、「まずやってみる」ことが大切です。
ここから私の意見ですが、「靴が汚い人」は見た目の印象が良くありません。
逆に「靴が綺麗な人」は印象が良くなります。
第一印象をよくしたかったら、まず靴を磨くというのが効果的です。
靴をまず磨いてみると、そのような視点に気づけるようになります。
気づけるようになったら、一歩前進していますよね?
このような積み重ねが大事です。
2:人が欲しがっているものを先取りする
「ええか? 人の欲を満たすにはな、人に『何が欲しいんですか?』って聞いて回ればええってことやないんやで。
もしかしたら人はこう言うかもしれへんやろ。『何が欲しいか分からない』。でもな、それでも人には何かしらの欲があるんや」
とにかく誰かに会ったら『この人が欲しがっているものは何か?』ちゅうことを考えながら接してみい。
そして欲しがっていること、求めていることをできるだけ与えるようにこころがけるんや。」
人々は「自分が何を欲しがっているか」わからないです。
なので、自分の頭で「人々の欲望」を観察して、それに適したモノを与えると喜ばれます!!
例えば、昔まだ車がない時代に
「もっと早く移動するために何が欲しいですか?」
と聞いていたら
「もっと早く走れる馬が欲しい」
と人々は答えていたでしょう
このように人にアイデアを求めていたら、車を産まれなかったでしょう。
成功するには、自分の頭で考えるのが大切です。
3:運が良いと口に出して言う
雨が降ったことに対して『運が悪い』て思ったやつは、世界を支配しとる法則と、自分の考えている世界とのズレを、そのまま放ったらかしにしたことになるんやで。
世界を支配してる法則を学んで、自分の考え方をその法則に合わせましょう!
「運が悪い」で済ませず、自分の身に起きた出来事から「何かを学ぼう」と考え出せるのです!
例えば、山に登ろうとして突然雨が降ってきたとします。
ある男は「山の天気が変わりやすいから、今度からは傘を持って行こう」と考えます。
もう一人の男は「天気予報では晴れと言ってたのに。雨が降るなんて運が悪い」と考えます。
世界の法則としては山の天気が変わりやすいなので、そちらに合わせるしかありません。
しかし、「運が悪い」の一言で済ましてしまうと、また同じような失敗を起こすことになります!
自分の身に起きた出来事から何も学べません。
世界の法則には逆らえないので、その法則に合わせるのしかないのです!
自分の思い込みを少しずつ直して、世界の法則に合わせることが成功への近道です。
自分の思い込みを直さずにいると、世界の法則から離れてどんどん失敗に向かいます。
「自分にとってうれしゅうないことが起きても、まず嘘でもええから『運が良い』て思うんや。
口に出して言うくらいの勢いがあってもええで。
そしたら脳みそが勝手に運がええこと探しはじめる。
んや。
そうやって自然の法則を学んでいくんや」
世界の法則を学ぶ秘訣は「運がいい」と口に出すことです!!!
「運がいい」と言えば、何かしらそこから学ぼうとします。
「運が悪い」と言えば、その言葉で片付けてしまうので何も学べません。
最後に
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【本の要約・感想】ゼロ秒思考_知らないと頭が悪いまま
最終更新日:2021年07月11日
あ、ど〜も!「ゴルトン社長」です!!
ゴルトン社長です。今日は「ゼロ秒思考」の要約の記事です!
この本では、
1ページに4〜6行、各行20〜30字、1ページを1分以内、毎日10ページ書く。
これさえやれば、頭が爆発的によくなると言うことが書かれています!!
一見すると、訳がわからないです。
メモ書きで頭がよくなるなんて思えないですよね?
しかし、私はメモ書きを毎日続けたことで、本当に頭の回転が良くなりました。
簡単な方法なので、知らないと損です!!
今日はこの本で、私が特に見返しているページを中心に要点をまとめました。
1:メモ書きの効果
・自信が出てポジティブになる
・腹が立たなくなる
・急成長できる
これらがメモ書きの効果です!!
1ヶ月前にはもやもやとしていたものが 、言葉が明確に浮かび 、アイデアが続々と出てくるようになります。
言いたいことがすぐ出てくるので 、ストレスがなくなります!
イメ ージや感覚を言葉にすることに慣れてくると 、だんだん自分の気持ちや思っていることをあまり苦労せずに表現できるようになるのです!!
また 、大事なことが見えてくると 、大事でないこととの区別がつきやすくなり 、自然に大事なこと以外 、あまり気にならなってきます。
メモ書きを 3週間から 1ヶ月続けると 、頭にどんどん言葉が浮かぶようになる 。
メモに書くよりも早く 、言葉が湧いてくる 。
2:なぜメモ書きすると、頭が良くなるのか
普通の人は 、自分ではよく考えていると思っても 、実際は 「考えが浅く 」 「空回り 」することが多い 。
頭がいい悪いというよりは 、考える訓練がほとんどできていなからだ 。
「考えが浅い 」というのは 、文字通り深く考えておらず 、表面的にしか考えていない状況だ 。
メモ書きをすると、自分の思考が紙という外に出されるため自分の考えを客観視することができます!!
客観視することができれば、様々な観点で見ることができるため、より深い思考ができるようになります。
また、思考を外に出すことで、頭の中に空きスペースができるためそこでまた新しい思考がすることはできます。
作業台を片付けたらまた新しい作業ができるようなイメージです。
ストレスに関しても同様です。
ストレスは、イライラした出来事が頭の中をぐるぐる回ることによって起こります。
イライラした出来事が紙に出てきて客観視されると、自分の頭の中でぐるぐる回ることがなくなるのでストレスが大幅に減ります!!
3:メモ書きをし続けると、どうなるのか?
コミュニケ ーションができるようになると 、ミ ーティングに自然体で臨めるので 、気持ちを押し殺したり過剰に背伸びしたりせず 、一層自然に 、うまく伝えることができるようになる 。
メモ書きをし続けるとそのうち、メモ書きをしなくても自分の考えていることが頭の中で自然に整理出来るようになります!!
そうすると自分の考えている感情を整理して、何に疑問を持ってるかを的確に相手に伝えることができます。
また話を聞いて疑問に思ってることを的確に相手に聞けるようになります。
そうなってくると、複雑な課題解決な簡単に済むようになります!!
加えて人間関係も良好になります。自分の思ってることを冷静に相手に伝えられることができるため、腹を立てることなく相手に伝えることができます。
最後に
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【本の要約・感想】自分のアタマで考えよう_大半の人は自分で考えられていない
最終更新日:2021年07月07日
あ、ど〜も! ゴルトン社長です!
今日は「自分のアタマで考えよう」の要約の記事です!
皆さんに質問です!
「自分のアタマで考えた」というのは、どういう状況か説明できますか?
何を持って「自分のアタマで考えた!」と言えますか?
この本を読めば「過去の知識にとらわれず、自分のアタマで正しい思考/判断をすること」ができます。
思考とは何か?
どうすれば自分の頭で考えられるのか?
意外と明確にわかっていないことが、この本を読むと分かるようになります。
今日はこの本で、私が特に見返しているページを中心に要点をまとめました。
1:知識は過去。思考は未来!
知識はちょっと横に置いておき 、得た情報から新たに考えて初めて 、今まで見えていなかった結論にたどり着けるのです 。
知識は、元々あった記憶していたもの。
思考は、集めた情報を整理して何かしらの結論を出すこと。
知識に縛られては、考えることはできません。
「考えることができる人 」とできない人の分岐点は、
世の中が変わり新しい現象が出てきて新しい情報に触れた時、「過去の知識」ではなく目の前の情報から考えることができるかどうか
です。
過去の知識にしがみつく人は 、時代の変化に気づくことができません。
2:考えていない人の特徴
「私は考えた 」というのは 「私はあるインプットをもとに 、なんらかの結論を出した 。ある考えに至った 」という意味です。
考えたのであれば、必ず結論があります。
何も結論が浮かんで来なければ、それは実は考えていないのです。
結論が間違っててもいいので、情報を整理して比較して、そこから言えることを結論抜けるようにクセ付けましょう。
3:「なぜ ? 」 「だからなんなの ? 」
◆デ ータを見たときには 、その背景 ( =デ ータの前段階 )を考える 「なぜ ? 」
◆デ ータをどう解釈 ・判断し 、対応すべきか 、一歩先 ( =デ ータの後段階 )を考える 「だからなんなの ? 」
この、ふたつの問いを常に頭に浮かべましょう 。
どうして「なぜ ? 」「だからなんなの ? 」を頭に浮かべるのでしょうか?
1:この二つの問いを頭に浮かべると、より多くのことを考えられるからです。
2:人間が簡単に思い浮かぶ質問が「なぜ ? 」「だからなんなの ? 」だからです
「なぜ ? 」と問うことで、そのデータよりもひとつ抽象度の高いことが考えられます。
そのデータを取った背景や糸などが分かります。
「だからなんなの ? 」と問うことで、その情報から考えられる結論をいくつも得ることができます。
「なぜ ? 」「だからなんなの ? 」さえ考えておけば、上司や周りの人に聞かれてもある程度対応できます。
逆にこの二つを考えていない場合、質問にすぐ答えられないため「あまり考えてない」と周りの人に判断されます。
最後に
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【本の要約・感想】コンサル一年目が学ぶこと_新社会人はこれさえ読めば良い!
最終更新日:2021年07月16日
あ、ど〜も!「ゴルトン社長」です!!
ゴルトン社長です。今日は「コンサル一年目が学ぶこと」の要約の記事です!
「新社会人はこれさえ読めば良い!」と断言できます。
色んなビジネス書がありますが、まず最初に読むべき本です。
「仕事で早く、上手く成果を出すためのバイブル」なので、超おすすめです!
私はこれを知ったのが、社会人になってからだいぶ経っていたので、相当後悔しました。
みなさんには、後悔してほしくないので、まず本の立ち読みをしてください!!
お願いします!!!
本記事では、私が学びになった要点を下記にまとめました!
- 1:まずはアプローチ方法を考案して、それから行動に移す。
- 2:大事なことにフォーカスして、ディープに掘り下げる。
- 3:会議に出て発言しないのは、テレビに出演して喋らないゲストと同じ。価値はゼロ。
- 最後に
1:まずはアプローチ方法を考案して、それから行動に移す。
マネジャーは、やさしく「考え方を考える」ことの意味を教えてくれました。
考え方を考えるとは、別の言い方をすると、どのように考えたら答えが出るのか、その道筋をまず考える、ということです。
上司から仕事が与えられたら、すぐに作業を始めるのはやめましょう!
まず、どう考えたら答えが出るのか、作業内容、段取り、日程、作業から生まれる結果を大まかに考えましょう!!!
そして、その大まかな進め方を上司に合意をとってから、作業に取り掛かってください。
なぜ、いきなり作業をしてはいけないのでしょうか?
それは上司と認識違いがあったときに「手戻り/やり直し」が発生するからです。
作業をどんなに早くやっても、ミスがあったり抜け漏れがあったりすると、手戻りややり直しが生まれます。
作業速度がどんなに早い人でも作業をやり直しになったら、遅くても1発で作業を完了させる人に負けます!!!
ウサインボルトの200m走と、一般人の100m走なら一般人が余裕で勝ちます。
それと同じイメージです。
報連相
報連相の本当の目的は、上司と部下が仕事の目的と内容について、「共通の理解を得る」ことです。
手戻り、やり直しを発生させないように、上司と何度も報連相をしましょう!!
しかし、報連相はただやってもダメです。上司も煩わしいだけです。
大枠の進め方や共通の理解ができているかを整理するときに、報連相するのです。
2:大事なことにフォーカスして、ディープに掘り下げる。
結局、わからないから、全部やっておこう、全部読んでおこうということになってしまいます。
大事なのは、何が重要で何が瑣末なことかについて、自分なりの判断をもつこと。
それがわからないと、捨てる勇気ももてない。
限られた時間の中で最大の成果を出すには、どうしたら良いのでしょうか?
良い方法としては、何が大事なのか、何がインパクトがあることなのかを早めに見極めて、重要な部分を深く掘り下げることです。
逆に言うと、 粗末なことは切り捨てることです!!!
重要な部分を深く掘り下げれていない理由は、大きく二つあります。
②何が重要で、何が瑣末なことか、の判断がつかない
マズイのは「②」です。
結局自分の頭で考えておらず、適切な問題設定ができていないからです!
本を読むときにも、目的をはっきりさせるには、自分が何を知りたいのかを自問自答する必要があります。
そういう自問自答は面倒だからと避けがちになりますが、それを避けていては、結局、何が重要で何が瑣末なことかについて、自分なりの判断をもつことができません!
3:会議に出て発言しないのは、テレビに出演して喋らないゲストと同じ。価値はゼロ。
喋らない人は、なんの価値も生んでいません。
仮につまらない意見でも、自分なりに知恵を絞って、何かを言ったほうがマシで、沈黙は無だったのです。
日本の伝統的な会社では、下手な発言をしてはまずい、という空気があるかもしれません。
ほかにも、遠慮があったり、序列を考えなければいけなかったりという理由で、上司から発言を求められないかぎり喋らない、という慣例の会社もあるでしょう。
しかし、会議に呼ばれているのであれば貴方に発言権はあります!!
一つでも良いので考え抜いて発言するようにしましょう!!
議事録とは、その会議で決まったことを書くもの。それが原則です。
非常に極端なことを言えば、途中の経過などは必要なく、その会議で何が決まったかを書く。
決まったことを紙に証拠として残すのが議事録です。
議事録で必ず盛り込むべき項目を挙げましょう!
・場所
・参加者
・本日のアジェンダ(論点・議題)
・決まったこと
・決まらなかったこと(次に持ち越したこと)
・確認が必要なこと
・次回に向けてのTODO(誰がいつまでに)
重要なのは後半の4つです。
この4つが簡潔に整理されて、書かれていたら完璧です!!
議事録を書く時は、上記の8つをあらかじめ書いておきましょう。
最後に
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【本の要約・感想】「ラクして速い」が一番すごい_知らないと無駄な苦労をするだけ
最終更新日:2021年07月05日
あ、ど〜も!「ゴルトン社長」です!!
ゴルトン社長です。今日は「「ラクして速い」が一番すごい」の要約の記事です!
仕事大変ですよね?苦労してますよね?
もしかしたら、その苦労は無駄かもしれません。
努力で無理やり成果を出そうとすると、疲れてしまいます。
頭をちょっと使って、ラクに仕事をこなせたら嬉しいですよね?
この本は、すぐ出来る仕事でラクできる頭の使い方を教えてくれます。
今日はこの本で、私が特に見返しているページを中心に要点をまとめました。
- 1:仕事が遅くなる原因は、他者とのやりとりの中にある
- 2:やりとりは一発できめる
- 3:余った時間で、やるべき仕事と、やらない仕事を選択し、勝てる仕事をする
- 4:一生勝ち続けられるビジネスパーソンはいない
- 最後に
1:仕事が遅くなる原因は、他者とのやりとりの中にある
仕事の生産性とモチベーションを一番下げるには「やり直し」です。
仕事が遅い原因の約9割は「やり直し」です。
ラクして速くなるためには「やり直し」を徹底的に防ぐ必要があります。
どんなにあなたが作業速度を上げても、他者とのやりとりがうまくいっていないと「やり直し」が発生します。
やり直しが発生したら、また1からやらなければいけないのでかなり時間かかります。
「ラクして速い 」の定義
〝ラク 〟とは 、力の 「入れ所 」と 「抜き所 」を押さえ 、ムダな仕事を減らすこと
〝速く 〟とは 、 1秒でも早く仕事を終わらせること
「集中すべきものと 、捨てるべきものを正しく取捨選択する 」 。
「能力があり 、仕事ができる 」から活躍しているのではありません 。
「ラクに速く仕事をしている 」から能力が上がり 、チャンスをつかんでいるのです。
2:やりとりは一発できめる
「やり直し」の主な原因は、他者への確認不足です。
不安に思ったら確認する癖、つまり短い打ち合わせを設定する癖をつけましょう。
ここで心配になるのが 、確認回数を増やすことで 「この前言っただろう 。何回言えばわかるんだ ! 」というように 〝仕事のできないヤツ 〟と思われないかです 。
どんな上司 、取引先も 「私のことを大切な存在と見てくれているか 」と 、常に不安に思っており確認されると逆にうれしいのです 。
「短い打ち合わせ」はすごい効果を発揮するので、ご安心ください 。
打ち合わせによって、仕事の確認作業ができるのでやり直しの減るし、上司や取引先の人にも安心させることができるのです。
3:余った時間で、やるべき仕事と、やらない仕事を選択し、勝てる仕事をする
仕事において一番優先するのは、どこの領域でしょうか?
最初にやるべきは①「向いていて、成果が出る 」ことです 。
大好きなおかずは最後にとっておいてもかまいませんが 、仕事の優先度は違います 。
おいしいものほど先に食べてしまわないと 、次々とおいしくない仕事が緊急の名目で入ってくるものです 。
次に優先度が高いのは ②「向いているが 、成果が出ない 」仕事です 。
具体的には 、あなたのスキルアップにつながる仕事 、あるいは将来のメシのタネにつながる仕事です 。
この時間をとらず 、おいしい仕事だけをやり続けるのは危険です。
4:一生勝ち続けられるビジネスパーソンはいない
一生勝ち続けられるビジネスパ ーソンはいません 。
大小さまざまなミスはもちろん 、スランプもあるはず 。
そんなときほど 「自分なら大丈夫 。できる 」という根拠のない自信が必要です 。
根拠のない折れない自信は 、持ち味に沿った 「ありがとう 」の積み重ねから生まれます 。優秀なリ ーダ ーは皆そうでした 。
優秀なリ ーダ ーは 「自分は運がよく 、いろいろあっても最後はできる 」と根拠のない自信を持っています 。
だからミスをしても気にしません 。
一方 、普通のリ ーダ ーはミスに対して 「反省 ・内省 」します 。
もちろんこのプロセスは必要なのですが 、 「なぜ ? 」を考え始めると 、ミスの原因を 「人 」に求めるようになります 。
結果 、 「課長が悪い 」 「取引先が悪い 」と 、生産性の上がらないムダな時間をすごすことになります 。
優秀なリ ーダ ーは 、 「最後にはなんとかなる 」と自分を信じているので 、冷静に事態を受け止め 、落ち込むことはありません 。
打ち手をさっさと修正するだけなので 、難局もすぐに乗り越えられるのです 。
最後に
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【本の要約・感想】アフターデジタル2 UXと自由_日本のDXは根本から間違っている!?
最終更新日:2021年07月20日
あ、どーも!!ゴルトン社長です。
今日は「アフターデジタル2 UXと自由」の要約の記事です!
もし、みなさんが会社員でデジタル関係に携わっているなら、必ず読んで欲しい本です。
・UX
・ビッグデータ
これらの概念と、企業のサービスが綺麗に紐づいて、わかりやすく解説されている本は「アフターデジタル2」だけです。
日本企業の「DX、UX、ビッグデータに対する間違った考え方」にハマらないように、より正しい考え方を学びましょう。
この記事では特に私の中で学びになった点を、順番に紹介していきます!!
1:アフターデジタルとは?
「アフターデジタルという社会的な変化に対し、企業は対応をせねばならない。
この対応において、成功している企業が共通で持っている思考法のことをOMOと言い、オンラインとオフラインを分けて考えず、一体のジャーニーとして捉える考え方のことである」
ビフォーデジタルは「現実の一部としてデジタルサービスがある」という状態です。
今後訪れる「オフラインとオンラインを意識せず、サービスを利用する」と言う状態がアフターデジタルです。
(O2Oとは、)ネット上(オンライン)から、ネット外の実地(オフライン)での行動へと促す施策のことや、オンラインでの情報接触行動をもってオフラインでの購買行動に影響を与えるような施策のことを指す。
OMOの勘違いとして、よくある例が「O2O」です。
お客様に対して、嬉しい施策であればOMOです。
逆に、単にハードをソフト(デジタル)に置き換えただけの施策はO2Oです。
残念ながら、日本企業の現状としてはO2Oの状況が多いです。
例えば、ポイントカードをデジタル化してみたり、ネット広告を出してみたりと「現実でできたこと」をデジタルにしているだけの事象が散見されます。
2:UXの変革を中心に置かない DXは中身のない変革になりがちである
端的に言えば、
・UX(顧客体験)への注力がされていないDX(デジタルトランスフォーメーション)・顧客の状況理解のないDXプラン
そうしたプロセスによるデジタル化は、まず成功することはないのです。
日本のDXは、「リアルを中心に据えて、デジタルを付加価値と捉える」という「ビフォアデジタル」的な考え方に根差している例がほとんどです。
「店舗でいつも会えるお客様に、会員カードの代わりにアプリを提供する」といったイメージです。
または、「ユーザーにどのような UXを提供するのか」を考える前に、業務や人事のデジタル化を先に行ってしまうことが多い状況だと言えます。
顧客提供価値を「アフターデジタル社会に照らし合わせて再定義する」という大上段の議論が抜けがちです。
今までは、「製品を作ってそれを売って終わり」という時代でした。
これからの時代は、顧客のデータをしっかりと取って「今まで以上に良い製品・サービス、つまりUX」を作っていく必要があります
今まではざっくりと取っていたデータを精査して、そこから新しい UX を考えていくダブルループの時代に入っていると著者は述べている。
顧客の状況を理解しなければ、継続的に利用してもらえない
アプリをダウンロードしたけど1回使ってすぐにやめた」といった経験は誰もが一度はしていると思います。
UX(ユーザーエクスペリエンス)品質が低く、顧客の置かれている状況に即していなければユーザーに継続利用してもらえません。
「便利か、楽か、使いやすいか、楽しいか」といったUX品質が、他のサービスより優れているかどうかが、最重要です。
これが担保されて初めて有用な行動データが、リアルとかデジタルとかに関係なくシーケンス型にたまっていきます。
3:よくあるDXの間違い
【幻想】保持しているデータそのものが財産だと思っている。
【現実】ソリューション化して活用できないと、持っていても意味がない(漏洩リスクと管理コストのみが発生する)。
【幻想】社会レベルでの共有、または、他社とのエコシステムによってビッグデータ活用できると思っている。
【現実】データ突合には「目的設定の主導権争いとコストの壁」が立ちはだかり、1社が目的を持って主導しないと実現は難しい。
【幻想】ペイメントデータさえ取れれば勝ちだと考える。
【現実】ペイメントデータで直接的にマネタイズする方法は限られ、ビジネスとビジョンに基づいた目的設定が重要である。
4:データの考え方
「それは、ユーザーに不義理だよね。
ユーザーは君たちにデータを提供してくれているのに、君たちはそれを自社の利益のためにしか使っていないということでしょう?
それでは、企業とユーザーの取引関係が成り立っていない。
ユーザーから信任されず、愛想をつかされてしまうよ。
重要なのは、いかにユーザーに価値を提供し、ユーザーに愛され、使い続けてもらえるかだよ」
企業が「ユーザーデータを使えさせてもらえるか、もらえないか」は、そのサービスを使っているユーザーが便利になるかどうかで決まってきます。
昔、JR がスイカ(Suica)の情報を全て日立に売ろうとした事件がありました。
別に悪気があったわけでもなく、ただ何か使えるかなと思って日立に売ろうとしたそうです。
しかし、これはお客様が相当なクレームを入り炎上して、なくなりました。
一方 Google はユーザー全ての情報を持っています。
裏で色々なことに使われていることはわかっていますがユーザーは特に起こりません
このように、ユーザーデータを使えるかどうかはサービスの便利度によってくるのです。
最後に
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【本の要約・感想】USJを劇的に変えた、たった1つの考え方_マーケティング神本
最終更新日:2021年06月28日
こんにちは!! ゴルトン社長です。
今日は「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方」の要約の記事です!
ビジネスマンでマーケティングをよくわかっていない人は「必ず読むべき神本」です!!!
・マーケテイングの考え方は、どのようなものなのか?
・どうして日本は、マーケティングが弱いのか?
これらのことが、USJの変革を踏まえて解説している本です。
入門と書かれている通り、マーケティングが全くわからない人でも、理解できるよう具体例が豊富で解説されています!!
今日は私が特に学びになった点をまとめました。
1:マーケティングとは「売れる仕組みを作る」こと
マーケティングってね、売るというよりも、売れるようにする仕事だよ
「商品を売る」のは営業の仕事、「商品を売れるようにする」のがマーケティングの仕事。自社商品が顧客に「選ばれる必然(選ばれて当たり前の理由)」を作れているということ
マーケティングとは「売れる仕組みを作ること」です!!
「消費者の頭の中」「店頭」「商品の使用体験」をコントロールすることで、売れる仕組みを作り出すことができるのです。
2:なぜマーケターが必要なのか?
マーケターのように、部門間や個人間の利害やしがらみをぶった切ってでも「消費者価値としてのベストを押し通す強力な意思決定の仕組み」が必要だからです!!
マーケターのような人や仕組みがないと、どうなるのでしょうか?
仕組みがないと、消費者価値にとって何が良いのかということを必死に考えるべき「外向き」の時間や労力が、どんどん「内向き」の社内政治に使われていくようになります。
社会人の方は思い当たるフシがあるのではないですか。
「なぜ自分は1日中、『会議のための会議』の資料作りばかりしているのだろう」と。
例えば、1つの事案の社内合意を取るためにも、多くの部門間の利害に配慮して、とても時間がかかるようになり、企業の意思決定のスピードは鈍化していくことになります。
また、個人間や部門間のパワーバランスを反映して、消費者価値としてのベストよりも「玉虫色」な妥協案に近づいていくことになります!!!
そして従業員は、社内の利害の調整ばかりに多くの時間を割かれることになります。
こうして、その会社はどんどん内向きになり、「消費者価値向上にとってベスト」という当たり前に思える道から、どんどんズレたことをやるようになります。
3:戦略と戦術
マーケティングをする人、つまりマーケターになるために「最も大切なスキル」は戦略的思考能力を身につけることです。
戦略の核となる考え方は「集中」と「選択」です!!!
やることを選ぶという言葉の前に「やらないことを選ぶ」ということが戦略を考える上で、最重要です。
素早く成果を出す人は作業が早いように見えますが、重要なのはそこではありません。
成果を出す人は、戦略を最初にしっかりと考え抜ける人です
皆さんは戦略をしっかりと考えられていますか?
4:戦略と戦術どちらが大切でしょうか
みなさんに質問です。
A, B, C, Dどれが優れたチームでしょうか?順番に並び替えてください!
・B:戦略「良」、戦術「悪」
・C:戦略「悪」、戦術「悪」
・D:戦略「悪」、戦術「良」
A→B→D→C でしょうか?
A→D→B→C でしょうか?
正解はA→B→C→Dです。
なぜならば、間違った戦略と戦術的に優れてしまうと、傷口を大きくすることになりかねないからです!!
そのため、戦略を確実に間違えてはいけません。
つまり戦略の方が戦術より大事なのです。
戦略の大きなミスは、戦術でリカバリできないです!!!
つまり、とにかく戦略を作り込むことが重要です。
例えば、まず日程や目的に対して「どのように進めていくか」と言う計画を立てるようにしましょう。
何も考えずに、すぐに日作業に入るのはやめましょう。
例えるならば料理のレシピを考えると同じです
カレーを作るからといって、いきなり野菜を洗い始めないでください。
まずはレシピを見て「何をしなければいけないのか」と言うのを段取りを考えましょう
場合によっては「そもそもカレーを作るのがいいのか」そこから始めなければいけません。
例えば、目的が「友達に料理を振る舞う」だったとしましょう。
あなたの得意料理がカレーであったとしても、友達がカレー嫌いだった場合、あなたがどんなに美味しい料理を作っても友達には不評になります。
戦術は強くても、戦略が弱い典型的なパターンです。
・そこまでに何をしなければ良いのかを整理
・日程に落とし込んむ
このように、自分の中で段取りが思いついた段階で、初めて作業に手をつけなければなりません 。
とにかく戦略・段取り・日程が命です。
人によって戦術レベルが変わる
注意:当事者の視点レベルによって、同じことが戦略になったり戦術になったりするということです。
ある人にとって戦略は、別の人にとっての戦術になり得るということです。
なので、自分の戦略は、誰の戦術なのかなど、少しだけ意識すると間違った戦略を立てなくなります。
5:日本は、なぜマーケティングが弱いのか?
多くの日本企業が陥っている「技術志向」とはどういうことでしょうか?
それは簡単に言うと、「液晶パネルを発明したからTVを作ろう」という発想です。
かつてはそれでよかったのです。新しい技術は消費者が喜んで受け入れてくれました。
ただ、技術が成熟してくると、圧倒的な新製品というのは生まれにくくなります。
作る側は小さな差別化にこだわるようになり、やがて消費者のニーズからズレていきます。
そのため、マーケティングがなくても売れていた時代の成功体験から、今の時代はマーケティングをやらなければならないという事がわからないのです。
大抵は営業支援の仕事か、あるいは営業と生産の計画を調整している程度で会社単位の意思決定をドライブできている本来のマーケティング部を見ることはほとんどありません。
確かに、マーケティングの部署がある日本企業はあります。
しかし、わかりやすく書くと、「マーケティング部がないと会社の体裁として格好悪い」という程度の理由で存在しているマーケティング部が多いのです。
最後に
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【本の要約・感想】天才を殺す凡人_数・理屈で天才を殺す人々
最終更新日:2021年06月28日
あ、ど〜も! ゴルトン社長です!
今日は「天才を殺す凡人」の要約の記事です!
この本は、
・なぜ凡人や秀才が天才を殺してしまうのか?
・どうすれば凡人が天才を支えられるのか?
を主に解説してくれます。
他のビジネス書とは違って、この本は読んですぐに「天才・凡人・秀才」を見抜けるようになるわけではありません。
この本の良い所は、この違いを知ることによって、だんだんと「天才・凡人・秀才」を見抜けるようになる所です。
また、意見が食い違っても「他の人の意見を受けられる」ようにもなります。
私が学びになった点を解説していきます。
0:天才、秀才、凡人の「軸」の違い
「天才、秀才、凡人、この三者のコミュニケーションは、『軸』が違うから永久に交わることがない。
その理由の根源は『主語の違い』なんやわ」
2.主語を、組織やルールなどの、善悪で語る人。秀才に多い。
3.主語を、世界や真理など、超越した何かで語る人。天才に多い。
・評価……軸に基づいて「Good」や「Bad」を評価すること。相対的。
1:凡人が天才を殺す
人間の数は、凡人>>>>>>>天才。
つまり、数百万倍近い差がある。
だから、凡人がその気になれば、天才を殺すことはきわめて簡単や。
天才を殺すことができるナイフを持っている。そのナイフの名は『多数決』なんや。
天才の成果を凡人が理解するには、大衆に受け入れられる必要があります
iPhone が良い例だと思います。
最初はスマホの画面に触れると手垢がつくなどの理由から、ガラケーの方が良いという派閥がいましたがある程度スマホが普及すると大衆に受け入れられてみんながスマホを使えるようになりました。
しかし、成果が大衆に受け入れられる前に多数決というナイフによって天体が殺されてしまう可能性があります。
成果を出す前の天才の考えを凡人が理解できないからです。
理解できないから多数決で天才を殺してしまうのです。
2:天才が秀才を殺す
「アートとサイエンスがわかりやすい。
経営においてアートとサイエンスは両方大事や。
だども、この二つをぶつけたらあかん。
なんでかというと、必ずサイエンスが勝ってしまうからや。
サイエンスは証明できる。説明能力が高い。
一方でアートは証明できへん部分がかなり多い。つまり、説明能力が低い」
アートとサイエンスの関係は、天才と秀才の関係と同じです。
両者がもしディベートしたら、絶対に秀才が勝つようになっています。
なぜなら、再現性は才能の中で一番『説明能力』が高いからです。
そのため、秀才も簡単に天才を殺してしまいます。
3:凡人が天才を支える方法
「凡人と呼ばれる人の中には、『あまりに共感性が高くて、誰が天才かを見極められる人』がいる。
それが『共感の神』と呼ばれる人物なんや。
共感の神は、人間関係の機微に気がつく。
人間の相関図から『誰が天才で、誰が秀才か』を見極め、天才の考えを理解することができる共感の神になれれば、天才を凡人が支えることができます。
共感は神になるには、自分が理解できないからと言ってすぐに否定するのではなく、会相手の話を聞くことが大切です。
最後に
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【本の要約・感想】「超」入門失敗の本質_なぜ日本が同じ過ちを繰り返すのか?
最終更新日:2021年06月28日
こんにちは!! ゴルトン社長です。
今日は「「超」入門失敗の本質_なぜ日本が同じ過ちを繰り返すのか?」の要約の記事です!
この本は、第二次世界対戦の時に「日本軍がなぜ負けたのか、アメリカ軍がなぜ勝ったのか」を考察しつつ、「現代の日本がやりがちな失敗」を解説しています。
日本の「古くからの大企業に勤めているビジネスマン」は、一読の価値はある良書です
なぜならば「日本軍が負けた理由」と「現代の企業がビジネスで世界に負けている理由」がほぼ同じだからです。
日本は敗戦から、学んでいません。
・戦略性がない
・上層部が下の意見を聞かない
・新しいことに挑戦がない
皆さんが勤めている会社で、このようなことを感じているのであれば、是非読んで頂きたいです。
「なぜ日本が、このような失敗する構造になっているか?」を歴史を踏まえて、紐解いてくれるので納得感が高い本になっています。
1:日本人の失敗
最前線が抱える問題の深刻さを中央本部が正しく認識できず、「上から」の権威を振り回し、最善策を検討しない。
戦争では、最前線=「戦場」です。
現代ビジネスでは、最前線=「最も利益が期待できる」あるいは「利益にかかる場所」です。
日本では、上層部が「自分たちの理解していない現場」を軽視していることが多いです。
自分の想像で、現場を決めつけることが多々あります。
現場上がりの人もいますが「自分が現場にいた頃」と「自分が上層部にいる今」では現場の環境が違います。
なので、今の現場の情報を正しく吸い上げる必要があります。
上層部の都合のいい思い込みは、最前線の厳しい事実の前に簡単に壊されます。
なぜ、都合の良い思い込みをするのか?
・失敗を受け入れられない心理的辛さ
・正しく警告したものが評価されない人事制度
・大局的に、見れない考え方の硬さ
これらが組み合わさって本音を言えず、都合の良い思い込みをするのです。
都合の悪い情報を封殺して無視する。希望的観測に心理的に依存していく。
求めているのは、手段あるいは担当者の心理的平和ではありません。
状況が実態より良いようなふりをすることは、最終的にはほぼ確実に破滅に繋がります。
ですが、耳障りの情報や不都合な真実を隠し「正しい警告を発する人物を遠ざける」のが日本人です。
2:大局的に、見れない考え方の硬さ
「型の伝承」創造ではなく「方法」に依存する日本人。
自分たちでルールをつくり出すことができず、既存のルールに習熟することばかりを目指す。
日本人は「大きく考える」ことが苦手であり、俯瞰的な視点から最終目標への道筋をつくり上げることに失敗しがちです。
ルールが変わることを「受け入れる文化がない」ことが主な原因です。
昔は時代の変化が緩やかでルールがあまり変わらないので、成功した「方法」をしっかりと覚えて、結果を出すということが効率が良かったです。
しかし、時代の変化が激しくなり「ルールがすぐに変わる」ということが、頻繁に起こるようになりました。
日本人の中でも、「今までのやり方つまり方法を受け継ぐことではだめだ」と気付いている人、そしてそのことを提唱する人は一定数います。
しかし、先ほどの事例のように都合の悪いことを大半の人は見ません。
受け入れる文化がないのです。
単なる形の伝承を組織内教育として何十年も行ってきた集団にとって、勝利の本質への議論の転換(ルールの変化)はまさに「自分の敵が登場したこと」に等しい行為です。
このように本質ではない形の伝承によって、組織にイノベーションを敵対視する集団に劣化してしまうのです。
3:戦略とは「追いかける指標」
世界市場を一時席巻した日本の家電メーカーは、どうして苦境に立たされてしまったのでしょうか。
答えの一つは「イノベーション(新しい指標)」を生み出さない、高機能を追求している点にあると感じます。
この本では、戦略とは「追いかける指標」のこととしています。
そのルールにおいて、最も重要でその指標さえ満たしていれば勝てるというものです。
例えば、家電だったら昔は、このような指標がありました。
・持ち運びできる
・画質が綺麗
これさえ満たしていれば、売れるなんていう時代がありました。
なので、指標を見極めてそれを追求するということが、いつの時代も大切です
既存の指標が無効化されて、新たな指標に変わる
現代ビジネスにおける競争には「同じ戦略で戦う」ことで勝てる戦場は、ほとんどないといっていいかもしれません
ルールが変わる時は既存の指標が無効化された時です。
省エネや持ち運びできるなんて、今じゃ当たり前です。
どのようにして指標が無効化され、変わっていくのでしょうか?
1:戦場の勝敗を支配している「既存の指標」を発見する
2:敵が使いこなしている指標を「無効化」する
3:支配的だった指標を凌駕する「新たな指標」で戦う
身近な例としては、既存のガラケーの指標が無効化され、スマホという新しい指標が生まれた事です。
昔、ガラケーの軽量化や高機能化が行われている時に、アップルのスティーブジョブズはiPhone(スマートフォン)を提案し、世界の携帯事情を大きく変えました。
この時、時代が変わるということが分かっているのに、日本はすぐにはスマホの開発に取り掛かっていませんでした。
これは、先ほど話した「新しいものを受け入れる文化」がないことが原因です。
優秀な人は、これからの時代はスマホが来るとわかっていたと思います。
しかし、よくわからない新しい技術を批判する人たち、現場の意見を吸い上げられない状態、提案しても受け入れてくれない集団文化、これらによって開発が遅れました。
4:チャンスを潰す3つの特徴
・自分が信じたいことを補強してくれる事実だけを見る
・他人の能力を信じず理解する姿勢がない
・階級の上限を超えて、他者の視点を活用することを知らない
見たくない問題の正体見破り、組織を説得するリーダーが必要な理由はここにあります。
誰かが厳しい立場で事実を伝えなければ、真の問題解決に近づくことはできないのです。
最後に
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【本の要約・感想】ストレスゼロの生き方_心が軽くなる100の習慣
最終更新日:2021年07月20日
「ゴルトン社長」です。
今日は「ストレスゼロの生き方_心が軽くなる100の習慣 」の要約の記事です。
正直、この本は「私のバイブル」です。
紙の本、Kindleでも買いました。
私は、Testosterone(テストステロン)さんの本をほとんど読んでいます。
その中でも、この本は一番おすすめです。
この本の内容は、端的に言うと「ストレスを圧倒的に減らす心構え・金言」が100個ある本です。
ところで、最近ストレスを感じましたか?
・あの人とは分かり合えないな...
・あっちの人に嫌われたらどうしよう...
・自分の意見に賛成されず反対意見ばっかり辛い!!
・今の努力が実るのかわからない....
・悪口や嫌がらせを言われて悲しい、嫌だ!!
・心配だなぁ不安だなぁ...
このように日常生活で何か落ち込んでしまった時に、それを跳ね返す言葉がこの本には必ずあります。
私は何度も見返しています。
今日は100個のうち、私が特に見返しているページをまとめました。
- 1:心配し始めるとキリがないぞ。
- 2:わかり合おうとするの、やめちゃっていいんですよ。私が許可します。
- 3:だれからも嫌われないなんて芸当は不可能だからだ。
- 4:「あなたの意見に反対です」を「あなたのことが嫌いです」と取り違えてしまう人がどうも多いように感じる。
- 5:愚直に続けろ。成果は必ずあとからついてくる。
- 6:悪口陰口嫌がらせなんて、暇人のやる事だから気にしなくていい。
- 最後に
1:心配し始めるとキリがないぞ。
心配し始めるとキリがないぞ。
やることやったら、あとは心配したってなるようにしかならん。気楽にいこうぜ。
心配とは存在しない敵を脳内で創り出し、その敵に己の時間を奪う権限と、多大な心理的ダメージを与える権限を与える愚かな行為だ。
人間は未知のことに不安を覚えます。
なので、未来のことを考えたら不安になって当然なのです。
しかし、心配することによって何も解決しません。
心配することで、現在の心の平穏が乱されます。
ストレスフリー大全の本にも同様のことが書いてありました。
やはり、心配事で頭がいっぱいになったら、強制的に忘れた方がいいです。
心配すんな。いまを楽しめ。
未来がどうなるかなんて心配してる暇があったら、未来はこうするぞと希望を抱け。そっちのほうが楽しい。
心配事を考えずに、別の楽しいことを考えましょう。
「自分が好きな映画」「趣味」など何でも構いません。
不安を考える時間を減らして、少しでも楽しいことを考える時間を増やしていきましょう。
2:わかり合おうとするの、やめちゃっていいんですよ。私が許可します。
真面目な人に限って、そういう相手にもきちんと説明して、納得してもらおうとするから、体力も精神力もゴッソリもっていかれてしまう。
「世の中には話の分からない人間がいる」と認識しておきましょう
話せば分かり合えるというのは幻想です。
わかりあうには両方の歩み寄りが必要です。
しかし、あなたが歩み寄っても相手が歩み寄らなかったら、わかり合うことなんて絶対できません 。
人間は価値観、考え方、文化、今までの経験などが違うため、どうしても話し合っても分かり合えないところがあります。
そこを無理に納得してもらうために話し込んでしまうと、自分が疲れてしまいます。
3:だれからも嫌われないなんて芸当は不可能だからだ。
「私は私のベストを尽くす。それで他人に嫌われるのなら仕方がない」という清々しい気持ちを持ち合わせてないと、あなたは人間関係に心底疲れてしまうことになる。
というのも、だれからも嫌われないなんて芸当は不可能だからだ。
もちろん誰に対しても、分け隔てなく接し「会う人に嫌われないよう配慮すること」はとても素敵なことです。
ただ、他人からの好感度を過剰に気にするのは違います。
誰からも嫌われないのは、不可能だからです。
「皆が好かれてる人が嫌い」
「人に嫌われてもいいって人」
「みんなに好かれようって人」
「八方美人な人」が
嫌いっていう数々のパターンがあります。
なので、どんなに頑張っても全員から好かれるはありえません。
つまり、嫌われない方法考えるではなく「好かれる方法」を考えましょう。
好かれるための簡単な方法は「自分らしさをアピールする」ことです。
自分の好きなことを得意なことをどんどん表現していてみましょう。
4:「あなたの意見に反対です」を「あなたのことが嫌いです」と取り違えてしまう人がどうも多いように感じる。
自分の考え、意見に反対されるといい気持ちにならないのは、だれでもそうだ。
だからといって感情的になって口論したり、自分の人格まで否定された・嫌われたと勘違いして落ち込むのは筋違いだ。
絶対的に正しい意見なんてないのだから、「あなたの意見にも一理あるし、私の意見にも一理ある」というスタンスでいいのだ。
「考えや意見が正しいとか間違っている」とかいう基準が存在すると、考えてることが間違いです。
立場、視点、経験、文化、情報などの違いによって意見は変わります。
なので、無理に相手を説得する必要ありません。
例えるなら「焼肉」が好きか「お寿司」が好きかです 。
どちらも正解はありませんし、気分によってどっちが食べたいかも変わります。
意見は全てそれぐらい変わるのものなのです。
「あなたの意見にも一理あるし、私の意見にも一理がある」というスタンスでいましょう。
5:愚直に続けろ。成果は必ずあとからついてくる。
安心しろ。
努力している意識すら薄れ、努力が生活習慣の一部となったとき、あなたは努力に対するストレスを感じることなく、だれもが羨む成功を手にすることになるだろう。
愚直に続けろ。成果は必ずあとからついてくる。
優秀な人に成功の秘訣を聞くと「何も特別なことはしていません」と帰ってくるとが多いです。
別にこれは秘訣を隠しているわけではなく、その人たちは努力とか勉強が生活の一部になっているので、本当に特別なことをしていないと思っているだけです。
成功している人の「生活習慣の全て」が、実は成功の秘訣なのです。
それくらいの心境になって、始めて努力が苦しみではなくなっていきます。
努力は地道に継続して初めて効果を発揮します。
一か月集中して死ぬほど頑張っても何も変わりません。
そういうのは努力ではないし、足跡の努力で成功を掴むなんて、世の中をなめすぎです。
逆に1年とか5年とか10年とか、毎日着実に努力していた場合は必ず成功します。
6:悪口陰口嫌がらせなんて、暇人のやる事だから気にしなくていい。
プライベートも仕事も絶好調で超ハッピーな人がわざわざ他人の子供チェックしてケチをつけたりしないよね
自分がうまくいってなくて、不幸で暇なやつが、悪口陰口嫌がらせなんてする。
悪口陰口嫌がらせをされた時は「おう!お疲れ」って思っておけばいい。
相手にするだけ損です。
悪口陰口嫌がらせは「釣り針」だと思ってください。
釣り針に反応した時点で、あなたの損が確定します。
「反応しない」これを徹底してください 。
逆にあなたが反応しなければ、相手が失敗になる。
無視し続ければ、何の収穫もなく去っていくだけです。
最後に
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【本の要約・感想】99.9%は幸せの素人_間違った思い込みをしていませんか?
最終更新日:2021年07月23日
「ゴルトン社長」です。今日は「99.9%は幸せの素人」の要約の記事です。
この本は「間違った思い込みに気づかせてくれる本」です。
例えば次のようなことをいつのまにか正しいと思い込んでいませんか?
・夢や目標が叶ったら幸せだ
・お金よりも大切なことがある
・嫌なことがあっても常にポジティブでいることが大切だ
・自分に厳しくした方が自己成長できる
・嫌われる勇気があれば人間関係で疲れずもっと楽になれる
・付き合う人は優しい人の方がいい
本当はこれらのことを実行すると、不幸になることが科学的に判明しています!
しかし周りの人も同じような事をやっているので、これをやれば幸せになれると思い込んでしまっているのです。
なので、幸せになる方法は「間違った思い込みをなくして、本当に自分が幸福になれる方法を実践する」ことです!
幸福になれる方法を、この本ではたくさん紹介してくれます!
この記事では特に私の中で学びになった点をチョイスしました!!!
順番に紹介していきます
1:〝お金を稼ぐ努力〟は必ずしも私たちを幸せにする努力ではない
幸せになるためには、お金は必須なので稼ぐべきなのです!!!
「お金が全てじゃない」なんて綺麗事を言わないで、お金は稼ぐべきなのです。
ただし、年収800万円までです!
カーネマン教授の結論は、「年収800万円付近を境に、それ以上収入が増えても幸福度はほぼ変わらない」だったのです。
「でも、年収が増えたら嬉しいでしょ!?」って思いますよね。
実は、年収が2倍になっても「私たちの幸福度はたった9%」しか上昇しないのです。
えっ?……たった9%?……
驚きですよね!?
ただ、次のように考えると納得できる部分もあります。
・睡眠時間を削り、仕事に打ち込む時間を増やす
・家族との時間を犠牲にする
・休日も毎日出勤して、残業も増える
このように、何かを犠牲にして得た2倍の年収では、幸福度もさほど上がらないというのは納得できる話です。
なので、あまり無理をせず年収800万円までは稼げるように頑張る。
ただし800万円以降は、お金以外の「正しい幸福になる方法」を実践することで、幸福度をグーンと上げることができるのです!!
幸福になるお金の使い方
「経験・体験」にお金を使った満足感(幸福感)は、時が経つにつれて増加していく傾向があります。
その一方で、「モノ」にお金を使った場合の幸福感は、時が経つにつれて減少することもわかっています。
みなさんが、今まで「すごく幸せを感じた時」のことを思い出してみてください。
どんなシーンが思い浮かびますか?
例えば、新型の家電を買った時でしょうか?
使い始めた当初は嬉しくて幸せかもしれません。
しかし、使い続けているとそれが当たり前になってしまい、幸福度はあまり上がりません。
一方で、経験や体験は「思い出す」ということで幸福度が上がります。
また、時が経てば経つほど「思い出補正」や「記憶が美化」されたりして、その経験や体験がものすごく素晴らしかったものに感じてしまいます。
2:幸福度や仕事での成功に重要な要因は?
幸福度や仕事での成功にもっとも影響を与える要因は何かと言うと、「温かな人間関係」を築くことができたかどうかだったのです。
もちろん嫌いな人・生理的に合わない人と、無理に仲良くなるという話ではありません。
そんな人とは嫌われない関係であれば良いです。
好きな人、大切な人に時間の大半を費やして、暖かな人間関係を作りましょう。
具体的に何をすれば良いのか?
ちょっとした笑顔で、アイコンタクトをして「ありがとう」と言うだけでも効果がある。
相手にいい人があった時は必ず反応するようにしましょう!!
想像してみてください。
例えば、パートナーが良い知らせがあった時、何かを成し遂げた時に、あなたからの反応が薄いとどうなるのでしょうか?
パートナーはあなたから、尊重されていない、認められていない、大切にされていない、という印象を抱くことになります。
これは「辛い時に寄り添わない」ということよりも実は印象が悪くなります!
辛い時に寄り添うことも大切ですが、それ以上に嬉しい時に反応してあげない方が、相手との信頼関係を失います。
パートナに限らず友人や大切な人に、どんな小さなことでも良いことがあったと伝えられたら、本人以上に熱を持って反応してください
価値観の一致こそパートナーシップの幸福度に最も大切なところ
裁判官の司法統計によると日本の離婚原因の第1位はダントツで性格の不一致ですが本当のところはそれは幸福とに関係ないのです 。
お金の使い方や子供をどう育てたいか、人生をどう歩んでいきたいか、などの価値観が似ていれば似てるほど、幸福度が高くうまくいきやすいのです。
性格が内向的とか、社交的とか、おっとりしているとか、心配症とかなどの性格なものは、パートナーとの幸福においてはあまり関係ありません。
お金の使い方、物事の善悪などの方がよっぽど重要なのです。
価値観が一致していないと、意見の言い争いのトラブルが多くなるので幸福度は上がりづらいです。
3:自己肯定感を上げるのではなく、自己否定感をなくす
人生の満足度はどれだけ自分へのハードルを下げられるかで決まるのです。
どんな自分であっても「そんなんじゃだめだ」と思うのではなく、どんな自分も「それでいいんだ」と思える力が人生の満足度に影響するというわけです。
自己肯定感を上げるのではなく自己否定感をなくすのです。
できていない部分だけを見るのではなく、できている部分を見てあげるべきなのです。
例えば、甲子園を目指して「毎日素振りを1000回」と決めていたのに、今日は「800回」しかできなかったとしましょう。
こんな時に「こんなんじゃダメな」と落胆しながらも、一方で「今日も素振りに取り組めた」「800回はできた」と受け入れられる部分がありますよね。
このように、できた部分を素直に受け入れることができるほうが、幸福度が高くなるということです。
これが素直に受けられない人の場合だと、
「800回しかできなかった」
「自分は約束を守れない最低な人間だ」
という具合に自分を責めすぎてしまいます。
これは自分の良い点を見ていないので、幸福でもないですし、自信もなくしてしまいます。
そうすると、ドンドンやる気がなくなって次第には素振りすらやらなくなってしまいます。
それはもったいないですよね?
良い点も悪い点も受け入れる方法
良いも、悪いも「自分のそのままを受け入れる力」を「自己受容力」と言います
自己受容力を鍛える方法はとても簡単で自分で自分の労をねぎらうという方法です
忙しいのによくやってるね
本当にすごいよ
いつもありがとう頑張ってるね
自己受容力が高ければ高いほど「人生の満足度が高まり、幸福度が高くなる」という仕組みにつながっています。
最後に
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【本の要約・感想】職場の人間関係は自己肯定感が9割_自信のなさが原因
最終更新日:2021年07月17日
あ、ど〜も!「ゴルトン社長」です!
今日は「職場の人間関係は自己肯定感が9割」の要約の記事です!!
皆さんの職場の人間関係は良好ですか!?
もし良好ではないと答えと人は、こんなことを考えていませんか!?
あの人とは、なんか相性悪いな.....
この人とは、価値観が違うな.....
なんで.....あの人は、あんなこと言うんだろう.....
こんなふうに、相手の嫌なところばかり目についていませんか!?
私も、相手の嫌な所ばかりに目がいって、相手のことを悪く言ってしまうことが多々ありました。
しかし、この本を読んでから考え方が変わりました。
正直、脳みそにカミナリが落ちました!!
結論から言うと
対人関係の悩みをつくり出す最大の原因は、自分との関係が良好でないからです。
相手と自分の相性が悪いからではないのです。
自分の自己肯定感が低いから、それを紛らわすために相手のせいにしてしまっているのです!!
今日は、この本を読んだ際に、特に学びになった要点をまとめました。
目次の大項目にもなっている3個です!!
順番に詳細を説明させていただきます。
0:本の概要
一般社団法人日本セルフエスティーム普及協会代表理事。ヴィーナス・クリエイト代表。
外資系企業での勤務を経て、育児中に「自己肯定感」の大切さを知り、自らの人生を好転させる。
「心の仕組み」の理解と「セルフエスティーム向上」についての研究を続け、自己肯定感を高める独自メソッドを確立。
2005年、ヴィーナス・クリエイトを立ち上げ、のべ2万人以上の自己肯定力向上プロジェクトに取り組む。
2013年、一般社団法人日本セルフエスティーム普及協会を設立。個人向け講座、企業や教育現場での研修や講演、講師の育成に力を入れている。
2019年、中学校道徳の教科書(Gakken)に「自己肯定感」について執筆。
「子どもも大人も、自分らしくハッピーに! 」をキャッチフレーズに、自己肯定感で職場や社会を元気にする「ラブ・マイセルフ100万人プロジェクト」に取り組んでいる。
ASIN : B0815YTFSQ
出版社 : フォレスト出版 (2019/11/22)
本の長さ : 182ページ
1:自己肯定感が高ければ、他者に対しても肯定的・好意的に受け止められる!
自己肯定感が高く、自分や自分のあり方に対して肯定的、好意的であれば、他者に対しても自分が自分に対して感じるように、肯定的、好意的に見ることができるのです。
すると、相手の言動も肯定的に受け止められるので、人間関係は良好になります。
一方、自己肯定感が低く、自分に対して、否定的、批判的であれば、他者に対しても、自分が自分に対して感じているように、否定的、批判的に見てしまうので、他者からも否定や批判をされていると感じやすくなります。
・自分の凄さをアピール
・自分の非を認めない
・自分の意見が通らないと怒る
・自分の立場が危うくされると攻撃的になる
自分との関係が良好でないと自分自身を否定してしまうので、他者からちょっと言われたことも否定的に捉えてしまいます!!!
これは言われた「あなた」が決して悪いのではなく、その人自身が「自分に自信がない」ので、矛先を他人に向けてカモフラージュしているだけです。
その人自身の保身でしかないので気にすることはありません!
自己肯定感の低い人は、だんだんと周りの人が離れていくので、人間関係がドンドン悪くなってしまうのです。
なので、人間関係を改善する方法は「自分の自己肯定感」を高めることです!!
では、どのようにして自己肯定感を高めれば良いのでしょうか?
2:「結果」と「自分」を切り離す!!
人生に失敗や間違いはつきものです。完璧な人などいません。
しかし、そうわかっていても、物事がうまくいかず、失敗したときには自己価値が危うくなります。
「失敗した出来事=ダメな自分」 と捉えてしまうと、その状態で自己価値を保ち続けるのは難しくなります。
ミスや失敗を他者から指摘されて、自分が責められた感覚になるのは、「結果(行為)」と「自分」を同一視してしまっているからです。
自分の「結果(行為)」と「自分そのもの」を切り離して考えることが必要です!!
これが、過剰に自己否定せずに、自分の価値を保つ方法の秘訣です。
例えば、あなたが「トマトが好き」だったとしましょう!
それを聞いた友人が「俺はトマト嫌い」と言ったとしたら、あなたは落ち込みますか?
あまり落ち込まないですよね?
友人はただ「トマトが好き」という意見に反対しただけで、あなたの人格の否定したいわけではないです。
これと同じで、あなたの「意見・結果・行動」に対して、周りの人は反対意見を言うだけで、あなたの人格を否定しているわけではありません。
もし、仮に相手が人格を否定してくるのであれば、それはその人自身の自己肯定感の低さに問題があるので、無視して構いません!!
みなさん、このように言われて理解できても、なかなか考え方を変えられないですよね?
理解できて、ネガティブな考え方が治るんだったら苦労しないですよね。
私もそうだったので、苦労しました。
どうすれば、結果と自分を切り離すができるのでしょうか?
次の項目で、より具体的な心構えを紹介します。
結果と自分を切り離す「心構え」
どんなに優秀な人でも、失敗することはあります。
なので、心構えとして
・もし仮に結果が芳しくなかったり、失敗したりしてもそのまま受け止める
・他の人に何を言われても、気に止めない
を意識してみてください
つまり「自分は全力を出し切った。なので、結果や評価が良くなかったとしても気にしない!!!」という心構えです!
結果や人の評価は、環境・運・タイミングなど様々な要因が関わって、良し悪しが出てきます。
努力でどうにかなるものではありません。
なので自分ができる範囲を全力でやりきれば、後は気にしなくて良いのです!!
成功した人は「努力で結果を残しました」と言いますが、それは半分嘘です。
ひろゆきさんの著書の「1%の努力」にも書いてありますが、
努力でどうにかなる部分もありますがどうにもならない部分もあります
なので、ある意味「諦めを自分の中でつける」という心構えです!!
3:「自分の評価」「自分の気分」は自分で決めろ!
相手がたとえ機嫌が悪くても、それは「相手の問題である」と理解することができると、相手の感情は「相手のもの」と、相手の感情を自分に同化して考えずに済みます
相手の機嫌が悪いのは、あくまで相手の問題なのです!!
相手の機嫌が悪そうでも、「自分のことで怒ってる?」なんて考えてはいけません。
自分ごととは考えないことが大事なのです。
どうしても嫌なことがあるのであれば、話し合いをするべき
もし仮にあなたのことで怒っているのであれば、ちゃんとあなたに何が良くなくてどうして欲しいかを伝えるべきなのです
伝える方法は感情的ではなく「論理的に何が悪くてどうして欲しいか」を話し合いながら、決めていくことが大切です!!
これをせずに感情的に怒ってくる相手は、心の中で無視して構いません。
嫌なことがあっても感情的に怒って伝えることは、すごく幼稚なことです!
子供ならまだしも、大の大人が感情的になって駄々をこねるのは幼稚なものです。
人の顔色を気にしすぎて、ちゃんと話合わないと、さらにコミュニケーションがうまくいかなくなります。
今まで以上に関係が悪化するので、絶対にやめましょう!!
最後に
最後までご覧いただき、本当にありがとうございます!!!!
最近は、たくさんの読者さんから「コメント」や「メッセージ」が届くようになりました!!
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